人をつなぐ 対話の技術
発売日:2016年4月
- ISBN
- 978-4-534-05377-0
- 著者情報
- 山口 裕之(ヤマグチ ヒロユキ)
1970年奈良県生まれ。徳島大学総合科学部准教授。1999年東京大学大学院哲学専門分野博士課程単位取得退学。2002年文学博士
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商品説明
価値観の違う他者とのコミュニケーション―対話だけが、新しい明日をもたらす。「思いつき」や「思い込み」から脱し、“対話する人間”を取り戻すために。
◆議論よ、巻き起これ! 熟議の時は来た! しかし、その前に。
大学で認知哲学を講じる哲学者による「対話の哲学」入門。選挙権を付与される18歳から、組織のリーダー、あらゆる社会人まで、建設的な議論をするために知っておくべき知識と技法を説く「民主主義」入門でもある。
◆あなたの“意見"とやらは、単なる思いこみ、思いつきではないでしょうか?
個人の思いこみや主観がそのまま“意見"となってしまう社会では、客観性を担保することが蔑ろにされる。ある問題に対して感覚的に「私はこう思う」という“意見"が、裏付けもなく罷り通り、挙句の果てはその意見が個人の“個性"、“センス"だと喧伝され、熟議や意味のある批判を生みにくくしている。これでは対話は成り立たない。
◆「S●AP細胞はあります」か?
大学生の「コピペ」レポート・論文や、コミュニケーション不全、また企業などでのイノベーションが生まれない原因は、さまざまなレベルでの対話の不在、不調にその原因があると言ってもあながち誤りではない。人間は本来、互いに話し合う動物である。話し合うことでより良い社会を作り出し、ともに生きていこうとする姿勢を持っている動物である。
『コピペと言われないレポートの書き方教室』(新曜社)で悩める大学生の支持を得た“アニキ"山口裕之准教授が、全社会人と将来の社会人へ向けて書いた警世の書にして、啓蒙精神あふれる人生指南書! はたまた教育行政批判の書である。
異論を排除する政治家、自分とは異なる価値観を持つ他者へのヘイトスピーチといった社会問題から、ただすれ違うだけの名ばかりの議論・討論まで・・・。対話の価値と意味を問い直し、今を生きるためのコモンセンスを提示する「哲学入門」「民主主義入門」。
巻末の注釈までが読み応え抜群! 著者は総合格闘家の裏の顔を持つ(ここだけの話です)。
目次
第1章 対話ができない人たち(インターネット上の感情的な罵りあい
異論を封じる政治
大学における異論を封じる体制づくり)
第2章 対話が民主主義を作る(民主主義は多数決ではない
民主主義の思想と歴史
民主主義国家はどのようにしてできたか
対話によって思考力を育てる
民主主義とは対話である)
第3章 「正しさは人それぞれ」、なんてことはない(「正しさは人それぞれ」が横行している
「個性尊重」が人と人とを分断する
『心のノート』が連帯を阻む)
第4章 対話が「正しさ」を作る(ふたたび、「人それぞれ」論について
倫理の起源は感情にある
建設的な「対話の技術」)
商品詳細
- 出版社名
- 日本実業出版社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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