サイロ・エフェクト 高度専門化社会の罠
発売日:2016年2月
- ISBN
- 978-4-16-390389-7
- 著者情報
- テット,ジリアン(テット,ジリアン)(Tett,Gillian)
フィナンシャル・タイムズ(FT)紙アメリカ版の編集長であり、FT紙有数のコラムニストでもある。1993年にFT紙に入社する前は、文化人類学者だった。旧ソ連のタジキスタンの小さな村に三年暮らし、結婚慣習を観察している
土方 奈美(ヒジカタ ナミ)
日本経済新聞記者を経て、2008年より翻訳家として独立
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商品説明
文化人類学者から転じたフィナンシャルタイムズアメリカ版編集長が、「インサイダー兼アウトサイダー」の視点で、鮮やかに描き出す、現代社会を捉えるもっとも重要なコンセプト。高度に複雑化した社会に対応するため組織が専門家たちの縦割りの「サイロ」になり、その結果変化に対応できない。その逆説を「サイロ・エフェクト」という。
一九九九年のラスベガス。ソニーは絶頂期にあるように見えた。
しかし、舞台上でCEOの出井伸之がお披露目した「ウォークマン」の次世代商品は、二つの部門がそれぞれ開発した二つの商品だった。
それはソニーの後の凋落の予告するものだった。
世界の金融システムがメルトダウンし、デジタル版ウォークマンの覇権をめぐる戦いでソニーがアップルに完敗し、
ニューヨーク市役所が効率的に市民サービスを提供できない背景には、共通の原因がある。
それは何か――。
謎かけのようなこの問いに、文化人類学者という特異な経歴を持つFT紙きってのジャーナリストが挑むのが本書である。
かつてタジキスタンの寒村に3年にわたって住みこんで、現地の人たちがあたりまえすぎて意識していないような分類の仕方をとらえ、
その共同体の特異性をうきぼりにしたように、著者は、現代の様々な組織に「インサイダー兼アウトサイダー」として入っていく。
目次
序章 ブルームバーグ市長の特命事項
第1章 人類学はサイロをあぶり出す
第2章 ソニーのたこつぼ
第3章 UBSはなぜ危機を理解できなかったのか?
第4章 経済学者たちはなぜ間違えたのか?
第5章 殺人予報地図の作成
第6章 フェイスブックがソニーにならなかった理由
第7章 病院の専門を廃止する
第8章 サイロを利用して儲ける
終章 点と点をつなげる
商品詳細
- 出版社名
- 文藝春秋
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:THE SILO EFFECT
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