日本、遥かなり エルトゥールルの「奇跡」と邦人救出の「迷走」
発売日:2015年12月
- ISBN
- 978-4-569-82705-6
- 著者情報
- 門田 隆将(カドタ リュウショウ)
1958(昭和33)年、高知県生まれ。中央大学法学部卒。ノンフィクション作家として、政治、経済、司法、事件、歴史、スポーツなどの幅広いジャンルで活躍している。『この命、義に捧ぐ―台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』(集英社、角川文庫)で、第19回山本七平賞受賞
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商品説明
なぜトルコは、助けに来てくれたのか?
どうして日本は、助けに来ないのか?
――安保法制でも救えない、「日本国民の命」
1890年に日本を訪れ、台風で難破したトルコ軍艦エルトゥールル号の乗組員を、日本人は必死に救助し、トルコまで送り届けた。それから95年を経た1985年、イラン・イラク戦争で危機に陥ったテヘラン在住の日本人を、トルコが命がけで救出してくれた。「危険だからこそ、我々が助けに行く」――その気概によって、国を越えて命が救われた事実は、我々の胸を打ってやまない。
だが一方で、海外にいる邦人を救い出す法整備は後手にまわり、驚くべきことに、2015年の安全保障関連法改正でもなお、自国民の命を「救えない」状況が続いている。海外で危機に陥った日本人は、いかなる困難に直面するのか? そして、日本の近隣で緊急事態が起きた場合、我々は絶望の淵にある他国の人々の命を救うことができるのか?
本書は、イラン・イラク戦争、湾岸戦争、イエメン内戦、リビア動乱で死地を脱した数多くの邦人たちを取材し、日本が今も抱え続ける「邦人救出」の問題点を抉りだした。エルトゥールル号遭難の舞台となった和歌山県串本やトルコの描写も交え、「恩返しの奇跡」と「緊迫の脱出劇」の真実を明らかにする、魂が震える感動のノンフィクションである。
目次
第1部 海と空の恩義(エルトゥールル号遭難
テヘラン空爆
出張者たちの混乱
緊急事態の大使館
脱出は不可能なのか
フセインの衝撃宣言
首相を動かした男
緊迫のテヘラン空港
四半世紀後の「対面」)
第2部 「命」は守られるのか(人間の盾
長期化する人質生活
平和の祭典
イエメンからの脱出
大使の執念と教訓
リビア動乱の恐怖
決死の脱出行
見殺しにされる「命」と「今後」)
商品詳細
- 出版社名
- PHP研究所
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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