ぼくたちに翼があったころ コルチャック先生と107人の子どもたち

  • ぼくたちに翼があったころ コルチャック先生と107人の子どもたち
  • ぼくたちに翼があったころ コルチャック先生と107人の子どもたち
ISBN
978-4-8340-8116-9
著者情報
シェム=トヴ,タミ(シェムトヴ,タミ)(Shem‐Tov,Tami)
1969年、イスラエル生まれ。ジャーナリストとして活躍した後、作家として子ども・YA向けに十二冊を執筆刊行、イスラエル最高の児童文学賞など多数の受賞歴がある。執筆のかたわら、子どもたちと対話をもって広く交流し、また大学で文学部創作コースの教壇に立つ。『ぼくたちに翼があったころ―コルチャック先生と107人の子どもたち』は、イスラエル国内で「レアゴールドバーグ児童文学賞」はじめ五つの賞を受けた

樋口 範子(ヒグチ ノリコ)
1949年、東京生まれ、立教女学院高校卒業と同時にイスラエルに渡り、二年間キブツ・カブリのアボカド畑で働く。帰国後、山中湖畔にある児童養護施設の保育士、パン屋経営を経て、現在は同地で喫茶店を営みつつ、ヘブライ文学の翻訳をライフワークにしている

岡本 よしろう(オカモト ヨシロウ)
1973年、山口県宇部市生まれ。武蔵野美術大学油絵科卒業。絵画・イラストレーションから立体まで、幅広く制作活動をおこなっている

¥1,870 税込

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商品説明

<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
ユダヤ系ポーランド人で医者であり、教育者であったヤヌシュ・コルチャックと、彼がその生涯を捧げた「孤児たちの家」の子どもたちとの生活を描いたノンフィクション・ノベルです。「かけこみ所」と呼ばれる孤児収容施設で虐待により足の骨を骨折した後、コルチャック先生のもとで生活を始めるヤネクという少年の目を通して、コルチャック先生の教育方針、つまり子どもたちの権利を尊重し、ひとりひとりの特質を見抜き、的確なアドバイスを与えて伸ばしていく、そのような「孤児たちの家」での様子を描きます。子どもたちはお互いの存在を認め、許し合い、信頼関係を築いていきます。それはまさに、2015年8月に出版された『暴力は絶対だめ!』(アストリッド・リンドグレーン 石井登志子訳 岩波書店)でリンドグレーンが訴えた子どもを人格のあるものとして愛するという教育、体罰によらない教育、大人が子どもを信頼し、自ら規範をしめす教育を具現化したものでした。この物語は第二次世界大戦勃発の前の「孤児たちの家」の様子を描いて終わっています。その後、ナチス・ドイツによってコルチャック先生と子どもたちはワルシャワ・ゲットーに移され、自分だけは恩赦を受けられる機会があったのにコルチャック先生は子どもたちと共に強制収容所に行き、共にガス室で虐殺されてしまいます。この本は、多くのことを私たちに投げかけてくれています。小学校高学年くらいから読める作品です。なお、著者の前作『父さんの手紙はぜんぶおぼえた』(母袋夏生/訳 岩波書店 2011)と共に子どもたちに手渡してほしいと思います。 (若葉みどりさん 50代・東京都 男の子17歳)

商品詳細

出版社名
福音館書店
対象年齢
小学56年生
フォーマット
単行本

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