パール街の少年たち

  • パール街の少年たち
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ページ数
293p
ISBN
978-4-03-726870-1
著者情報
フェレンツ,モルナール(フェレンツ,モルナール)(Ferenc,Moln´ar)
1878年ハンガリー・ブダペスト生まれ。ブダペストとスイスで法律を学び、小説や戯曲を書きはじめる。新聞記者を経て「悪魔」(1907年)、「リリオム」(1909年、米映画「回転木馬」原作)、「近衛兵」(1910年)などの優れた戯曲を執筆、ヨーロッパやアメリカで上演され好評を博す。1940年、ナチスによるユダヤ人迫害を逃れてアメリカに亡命、ニューヨークで演劇芸術の教師となる。1952年没

岩崎 悦子(イワサキ エツコ)(P´eter,Kov´acs)
1943年神奈川県生まれ。ハンガリー語・文学専攻。東京教育大学卒業。1968年から2年間、ハンガリーのエトヴェシュ・ローランド大学に留学。帰国後、出版社勤務等を経て、出版社ユック舎を設立。そのかたわら、東京外国語大学、外務省研修所などでハンガリー語講師をつとめる

ペーテル,コヴァーチ(ペーテル,コヴァーチ)
1943年ブダペスト生まれ。国立ハンガリー芸術大学卒業後、国内外で個展、グループ展を開く。2000年に「ハンガリーの優れた芸術家」として表彰される。国内の児童文学作品のさし絵も、多く手がけている

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商品説明

みんなから尊敬を集めるリーダーのボカ、仲間をうらぎったことに苦しむゲレーブ、「ちび」とばかにされながらも、だれよりも勇敢なネメチェク―。都会にのこされた小さな原っぱをめぐり、彼らは勇気と知恵をふりしぼって戦います。ハンガリーの国民的作家モルナール・フェレンツが描く誇り高き少年たちの物語。小学校高学年から。
19世紀末のブダペスト。大切な遊び場を守るべく敵対する赤シャツ団と戦う、誇り高きパール街の少年たちの物語。60年代に刊行された名作の復刊。(「近刊情報」より)

<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
気になっていた本書を、復刊で読むことができました。表紙をめくると、カバーの袖に「だれよりも勇敢なネメチェク」とあります。しかし物語序盤の彼は、仲間の中でも言いなりで、リーダーに泣きつく弱虫のくせに虚栄心だけはあるというカッコ悪さで、頭の中は「どこが勇敢なんだ???」と疑問符と嫌悪感でいっぱいでした。この脇役としか思えなかったネメチェクが、物語が進むにつれて主人公と言っても過言ではない重要人物となるとは・・・! やられました。表面で判断していた自分の浅はかさが、他の少年たちとぴったり重なり、完全に物語に入り込んでしまいました。今となっては、ネメチェクのことを思い返すだけで涙ぐんでしまいます。仲間の中でさえ「誇り」をずたずたに傷つけられてなお、大切なものを大切と思う心で立つネメチェク。かっこいい(涙)(涙)(涙)この本は、100年以上前のハンガリーで出版されたものです。現代の日本とは事情が異なりすぎるので、正直「誇り」とか「自分の土地を守る」という情熱にはとっつきにくかったのですが、逆に、本書に触れて初めて「祖国への強い思い」というものが少し分かったような気がします。「仲間」や「友情」とはまた違う動機が新鮮でした。我が子たちにはまだ少し早い内容だと思うので、あと2、3年温めておこうと思います。(やじみさん 30代・東京都 男の子9歳、女の子8歳)

商品詳細

出版社名
偕成社
サイズ
20cm
対象年齢
小学56年生
フォーマット
単行本
原題
原タイトル:A Pal utcai fiuk

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