二葉亭四迷のロシア語翻訳 逐語訳の内実と文末詞の創出
発売日:2015年5月
「言文一致」はなぜ、翻訳を通じて可能になったのか
- ISBN
- 978-4-588-47005-9
- 著者情報
- コックリル 浩子(コックリル ヒロコ)
1955年岐阜県生。愛知県立大学文学部国文科卒業。モスクワのプーシキン名称ロシア語研究所にて語学研修。オーストラリアのクィーンズランド大学にて博士号取得。クィーンズランド大学、タスマニア大学、シドニー大学で20年間にわたって日本語を教え、現在はクィーンズランド大学の名誉研究員として翻訳研究とその実践に携わっている
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商品説明
ツルゲーネフの短編小説『あひゞき』や『めぐりあひ』など、ロシア文学の逐語的翻訳を通じて近代日本語文学に決定的な革新をもたらした二葉亭。その貢献の内実を、忘れられがちなゴーゴリ作品群にも光をあてて詳細に跡づけ、過去形の文末詞「た」の創出や三人称文体の変遷、のちの文学者たちへの影響も含めて分析した翻訳研究の労作。「言文一致」はなぜ、翻訳を通じて可能になったのか?
ロシア文学の逐語的翻訳を通じて近代日本語文学に決定的な革新をもたらした二葉亭。その貢献の内実を、忘れられがちなゴーゴリ作品群にも光をあてて詳細に跡づけ、過去形の文末詞「た」の創出や三人称文体の変遷、のちの文学者たちへの影響も含めて分析した翻訳研究の労作。
目次
まえがき
はじめに 二葉亭のツルゲーネフものとゴーゴリものについて
第一章 『あひゞき』初訳と改訳
『あひゞき』初訳と改訳の冒頭文/『あひゞき』改訳の冒頭文で改められたこと/『あひゞき』冒頭文中の文末語「た」形(初訳)と「る」形(改訳)/「てゐた」形(初訳)から「てゐる」形(改訳)へ/二葉亭が『あひゞき』を改訳した理由/不完了体動詞の訳し換えの用例/完了体動詞の訳し換えの用例/ツルゲーネフの原文の動詞形と『あひゞき』初訳、改訳の中の動詞形/『あひゞき』初訳と改訳における翻訳方法
商品詳細
- 出版社名
- 法政大学出版局
- フォーマット
- 単行本
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