寺院消滅 失われる「地方」と「宗教」
発売日:2015年5月
寺院経営の現状を、ビジネス誌記者が徹底ルポ
- ISBN
- 978-4-8222-7917-2
- 著者情報
- 鵜飼 秀徳(ウカイ ヒデノリ)
1974年、京都市右京区生まれ。成城大学卒業後、報知新聞社に入社。事件・政治担当記者を経て、日経ホーム出版社(現日経BP社)に中途入社。月刊誌「日経おとなのOFF」など多数のライフスタイル系雑誌を経験。2012年から「日経ビジネス」記者。これまで社会、政治、経済、宗教、文化など幅広い取材分野の経験を生かし、企画型の記事を多数執筆。近年は北方領土問題に関心を持ち、2012年と2013年には現地で取材を実施、発信している。正覚寺副住職
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商品説明
あなたの菩提寺がなくなる?人口減に伴って衰退する寺院経営の現状を、ビジネス誌記者が徹底ルポ。
「坊主丸儲け」「寺は金持ち」というイメージは強いが、日本のお寺は、かつてないほどの危機に瀕している。菩提寺がなくなり、お墓もなくなってしまった――。こんな事態が現実になろうとしている。
中でも地方のお寺の事態は深刻だ。高齢化や過疎は檀家の減少につながり、寺の経営を直撃する問題となっている。寺では食べていけないことから、地方の寺では、住職の跡継ぎがいない。しかし、寺は地域住民の大切なお墓を管理しなければならないため、簡単に廃寺にしたり、寺を移転したりすることはできないのが現実だ。
一方、都会で働くビジネスパーソンにとって、お寺やお墓は遠い存在であり、お寺との付き合いは「面倒」で「お金がかかる」ばかり。できれば「自分の代からはもう、お寺とは付き合い合いたくない」と、葬儀は無宗教で行い、お墓もいらない、散骨で十分という人も増えている。
経営の危機に瀕するお寺と、お寺やお墓はもういらないと言う現代人。この問題の根底には、人々のお寺に対する不信感が横たわっている。僧侶は、宗教者としての役割を本当に果たしてきたのか。檀家や現代人が求める「宗教」のあり方に応えることができているのか。
地方崩壊の根底に横たわる寺の消滅問題について、日経ビジネスの記者が全国の寺や檀家を取材し、徹底的にルポ。芥川賞作家の玄侑宗久氏らのインタビューを交えてこの問題に迫る。
お寺やお墓、そして地域の縁を守ろうと必死で努力する僧侶たちの姿と、今だからこそ、仏教に「救い」を求めて集まる現代人の姿が見えてくる。(「近刊情報」より)
目次
1章 地方から寺と墓が消える(島を去る住職、来る住職―ある在家出身僧侶の奮闘記 長崎県宇久島
地方と都市を彷徨う墓地―福沢諭吉のミイラと改葬 東京都ほか ほか)
2章 住職たちの挑戦(「ゆうパック」で遺骨を送る時代
火葬場で読経一〇分、増える「直送」 ほか)
3章 宗教崩壊の歴史を振り返る(寺は消えてもいいのか
鹿児島が迎えた寺院・僧侶の「完全消滅」 ほか)
4章 仏教教団の調査報告(浄土宗―過疎地にある正住職寺院へのアンケート
曹洞宗―宗勢調査・檀信徒意識調査 ほか)
商品詳細
- 出版社名
- 日経BP社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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