カフカの動物物語 〈檻〉に囚われた生
発売日:2015年3月
- ISBN
- 978-4-8010-0091-9
- 著者情報
- 山尾 涼(ヤマオ リョウ)
1978年、名古屋市に生まれる。名古屋大学大学院文学研究科博士課程単位取得後退学。文学博士。専攻、ドイツ文学。現在、松山大学准教授
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商品説明
“檻”の動物が訴えるものとは?様々な抑圧に曝され苦しむカフカの動物たち、存在の危機に瀕する彼ら彼女ら/動物たちは隠蔽された問題を我々/人間に暴露し始める…時代の“破れ目”を穿つカフカの文学に、“人間像”再考の契機を見出す。
目次
第1章 “動物物語”とは(“動物物語”を研究する意義
“動物物語”の特性
“動物物語”とその寓話性の問題)
第2章 社会的な“檻”(『あるアカデミーへの報告』
人間と動物の区別
戦略としての擬態
「人間という出口」と「自由」の問題
「人間」であることの苦しみ)
第3章 他者との関係・身体という“檻”(カフカの“動物物語”と身体性
『変身』
家族という檻
「寄生虫的存在」
“動物物語”における身体記号)
第4章 認識という“檻”(欺瞞・審級・不変性
『ある犬の研究』
『巣穴』―脱領域の可能性という問い
『歌姫ヨゼフィーネ、あるいは二十日鼠族』)
最終章 動物という表象とこれからの“動物物語”
商品詳細
- 出版社名
- 水声社
- フォーマット
- 単行本
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