草原と鉱石 モンゴル・チベットにおける資源開発と環境問題
発売日:2015年3月
- ISBN
- 978-4-7503-4168-2
- 著者情報
- 棚瀬 慈郎(タナセ ジロウ)
滋賀県立大学人間文化学部・教授。文化人類学・チベット地域研究専攻。博士(人間・環境学)。1959年愛知県生まれ。学部生時代、インド旅行中にダラムサラにおいてチベット人と出会い、チベット研究を志す。1990年、京都大学大学院文学研究科博士課程研究指導認定退学
島村 一平(シマムラ イッペイ)
滋賀県立大学人間文化学部・准教授。文化人類学・モンゴル地域研究専攻。博士(文学)。1969年愛媛県生まれ。大学を卒業後、ドキュメンタリー番組制作会社に就職するも、取材で訪れたモンゴルに魅了され退社、モンゴルへ留学。1998年、モンゴル国立大学大学院修士課程修了(民族学)。2003年、総合研究大学院大学博士後期課程単位取得退学。2013年度日本学術振興会賞、地域研究コンソーシアム賞、2014年度大同生命地域研究奨励賞をそれぞれ受賞
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商品説明
内陸アジア地域は、かつて遊牧民たちによって築き上げられた遊牧文明の揺籃の地であった。本書は、現在、地下資源開発が急激に進行する内陸アジア地域、とりわけモンゴル高原とチベット高原を対象に資源開発が引き起こす環境問題を読み解く試みである。文化人類学・環境科学の文理融合研究の成果。
目次
第1部 地下資源開発の歴史と社会変容―モンゴル(鉱物を捜し求めて―地質学をめぐるモンゴル‐ソ連共同調査の歴史と資料
モンゴルの「露わなる宝」―ウラン鉱山都市マルダイについての覚書
衛星牧民―モンゴル・オユートルゴイ鉱山開発を巡る遊牧民の生存戦略
鉱山を渡り歩くシャーマン―モンゴルにおける地下資源開発と『依存的抵抗』としての宗教実践)
第2部 地下資源開発による環境への影響―モンゴル(モンゴル国の鉱山と自然環境
鉱山開発とヒトへの健康影響
砂金採掘産業の環境への影響―モンゴル・トゥブ県・ザーマル金鉱の事例から
鉱山開発が河川の水質に及ぼす影響―オルホン川流域における金採掘を事例として)
第3部 資源開発にあらがうのか、適応するのか―内モンゴルと青海チベット(内モンゴルの環境抗争運動
鉱山開発にあらがう「防波堤村」の誕生―中国内モンゴル自治区ホーリンゴル炭鉱の事例から
誰のために何を守るのか?―中国の環境保護政策と青海省チベット族
草原を追われる遊牧民―中国青海省黄南チベット族自治州における生態移民、定住化プロジェクトについて
公害、退耕還林、産児制限―中国青海省黄南チベット族自治州の村から見た現代中国)
商品詳細
- 出版社名
- 明石書店
- フォーマット
- 単行本
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