切り捨てSONY リストラ部屋は何を奪ったか
発売日:2015年4月
- ISBN
- 978-4-06-219459-4
- 著者情報
- 清武 英利(キヨタケ ヒデトシ)
1950年宮崎県生まれ。立命館大学経済学部卒業後、75年に読売新聞社に入社。青森支局を振り出しに、社会部記者として、警視庁、国税庁などを担当。中部本社(現中部支社)社会部長、東京本社編集委員、運動部長を経て、2004年8月より、読売巨人軍球団代表兼編成本部長。2011年11月18日、専務取締役球団代表兼GM・編成本部長・オーナー代行を解任され、係争中。現在はジャーナリストとして活動。著書『しんがり 山一證券 最後の12人』で2014年度講談社ノンフィクション賞受賞
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商品説明
17年間で都合6度、目標削減数8万人。かつて「理想工場」と謳われたソニーはなぜ、終わりのない「リストラ地獄」に陥ったのか。『しんがり 山一證券 最後の12人』の著者が描く、会社人の苦しみと誇りと再生の物語。
リストラ部屋にも誇りはある! 都合6度、目標削減数8万人。ソニーのリストラ地獄の中で、リストラ部屋の人々はいかに生き抜いたか。講談社ノンフィクション賞受賞作『しんがり』の著者が追ったビジネス巨編!
かつて「リストラはしない」と宣言した会社があります。「自由闊達なる理想工場」を目指し、世界を席巻したソニーです。しかし、事業の中核たるエレクトロニクス事業は挫折し、米国型経営者の登場とともに1999年に本格化した大規模なリストラ計画が、その後6度も延々と繰り返されています。
発表された人員削減数は約8万人。早期退職を拒んだ面々は「キャリア開発室」という名のリストラ部屋に次々に収容されていきました。その数は延べ数千人にも達します。
なぜ、理想工場はこんな泥沼に陥ったのでしょうか? 経営者たちは何をしていたのでしょうか? リストラ部屋の人々はその中でどう生きたのでしょうか?
本書は、リストラ部屋の目線からその全貌を暴いていきます。
登場人物は一人を除いてすべて実名です。
リストラされて「公園居酒屋」で飲む社員、リストラ部屋にあえて志願したエンジニア、一生を賭けた理想工場にしがみつこうとする女性、「ヒト切り」と呼ばれる人事部員、自らリストラを実施した末に会社を辞めようとする役員――地方の社員から役員まで、リストラに関わり、あるいは巻き込まれた人々が、その苦しみと誇りと再生を堂々と語ります。
この本には、嘆くだけのソニー社員は登場しません。怒り迷いながら、自分のなかの不安を見つめ、野に咲くたんぽぽのように再起の場に散って、ソニーのDNAを植え付けようとする人々が多いのです。彼らの生き方を通じて、ソニーのリストラが何を切り捨て、何を奪えなかったのかが明らかになります。
著者は読売時代から「伝説の社会部記者」と謳われ、フリージャーナリストとして活動を開始した、あの清武英利。前作『しんがり 山一證券最後の12人』では講談社ノンフィクション賞を受賞しています。2年7カ月に及ぶ取材が、切り捨てソニーの表裏を描き出します!!!(「近刊情報」より)
目次
第1章 凋落の予兆―2006‐2007
第2章 ターニング・ポイント―1946‐2007
第3章 技術者の矜持―2008‐2009
第4章 リストラ志願―2012
第5章 マイレージ、マイライフ―2012‐2013
第6章 切り捨てSONY―2012‐2013
第7章 終わらない苦しみ―1954‐2014
終章 リストラでも奪えないもの―2013‐2015
商品詳細
- 出版社名
- 講談社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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