拉致と決断
発売日:2015年4月
- ISBN
- 978-4-10-136222-9
- 著者情報
- 蓮池 薫(ハスイケ カオル)
1957(昭和32)年、新潟県生れ。中央大学在学中に拉致され、北朝鮮での二十四年間に及ぶ生活を余儀なくされる。帰国後、同大学に復学し卒業。2005(平成17)年、初の翻訳書『孤将』(金薫著)を刊行。現在は、新潟産業大学准教授を務めるかたわら、執筆・翻訳に携わっている。’09年、『半島へ、ふたたび』で新潮ドキュメント賞を受賞
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商品説明
恋人と語らう柏崎の浜辺で、声をかけてきた見知らぬ男。「煙草の火を貸してくれませんか」。この言葉が、“拉致”のはじまりだった―。言動・思想の自由を奪われた生活、脱出への希望と挫折、子どもについた大きな嘘…。夢と絆を断たれながらも必死で生き抜いた、北朝鮮での24年間とは。帰国から10年を経て初めて綴られた、衝撃の手記。拉致の当日を記した原稿を新たに収録。
恋人と語らう柏崎の浜辺で、声をかけてきた見知らぬ男。「煙草の火を貸してくれませんか」。この言葉が、〈拉致〉のはじまりだった――。言動・思想の自由を奪われた生活、脱出への希望と挫折、子どもについた大きな嘘……。夢と絆を断たれながらも必死で生き抜いた、北朝鮮での24年間とは。帰国から10年を経て初めて綴られた、迫真の手記。拉致の当日を記した原稿を新たに収録。(「近刊情報」より)
目次
拉致、その日―一九七八年七月三十一日
絶望そして光―このまま死ぬわけにはいかない
人質―日本に引き留めようとする家族とも「戦わ」なければならなかった
自由の海に溺れない―日本の自由は、私たちに興奮と戸惑いをもたらした
自動小銃音の恐怖―この地の戦争に巻き込まれ、犬死するのが口惜しかった
生きて、落ち合おう―これは父さんとおまえだけの秘密だよ
煎った大豆を―配給が途絶えたという話が耳に入るようになった
飢えの知恵―その男は小魚をわしづかみにして、洋服のポケットにねじ込んでいた
配給だけでは食えない―私はトウモロコシが一粒落ちていても、拾うようになった
望郷―丘の景色のむこうには、海があるような気がしてならなかった〔ほか〕
商品詳細
- シリーズ名
- 新潮文庫 は-51-2
- 出版社名
- 新潮社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
注意事項
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