文学の弁明 フランスと日本における思索の現場から
発売日:2015年3月
- ISBN
- 978-4-00-061029-2
- 著者情報
- 二宮 正之(ニノミヤ マサユキ)
1938年東京生まれ。少年期より音楽と文学を好む。1965年東京大学大学院仏語仏文学研究科博士課程中退、パリ留学。以来、在欧。1965‐68年エコル・ノルマル・シュペリユールに在籍。ロジェ・ファイヨルの指導を受ける。この時期から森有正と親しく交わる。1969年フランス国立東洋言語文化大学INALCOの教職に就く。同大学助教授、パリ第三大学比較文学科講師を経て、1992‐2003年ジュネーヴ大学文学部日本学科教授。現在、ジュネーヴ大学名誉教授
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商品説明
長年にわたって日本とフランスを往還しつつ、文学についての思索を深めてきた著者が贈る渾身の文学論。(「近刊情報」より)
目次
第1篇 文学のために―現代フランスに見られる「文学」再考の動き(理論の見地から
教育と研究の現場
創作家の立場)
第2篇 重層をなす「読み」の楽しみ―フランスで読む日本文学(アンドレ・ジッドと永井荷風―文学上の「影響」の内実
ウイリアム・ブレイクと大江健三郎の「美しい月」―創作の源泉としての読書
重層をなす「読み」の楽しみ―バルト・小林秀雄・本居宣長・紫式部を通じて「作者」を追う
葛西善蔵における「わたくし」と「おおやけ」―「現実」を読む「私小説」作家
小林秀雄と自然科学―自然を読む科学者と詩人
グローバリゼーションに対する森有正の観点―個に徹する読みから表現の普遍性へ)
第3篇 文学は言語の壁を超えられるか―共通の基盤のために(フランス語のl’oeuvreと日本語の「作品」のあいだで
フランス語に「拷問される?」日本文学
フランス語圏における『源氏物語』の受容―「日本のプルースト」から「フランスの紫式部」へ
フランス語圏における日本近代文学研究の現状―「読む歓び」と「原点礼賛」
知と血と言葉と―「母語」をめぐる小林秀雄と森有正の選択)
商品詳細
- 出版社名
- 岩波書店
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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