日本の英語教育における文学教材の可能性 (シリーズ言語学と言語教育 34)
発売日:2015年2月
- ISBN
- 978-4-89476-737-9
- 著者情報
- 高橋 和子(タカハシ カズコ)
東京都出身。東京女子大学文理学部卒業、銀行勤務を経て、お茶の水女子大学大学院人文科学研究科(修士課程)、人間文化研究科(博士課程)単位取得満期退学。1995年西南学院大学文学部英文学科専任講師、助教授、2003年退職。同年、東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻修士課程(社会人特別選抜)、同博士課程、2013年博士(学術)取得。東京大学大学院在籍中に、中・高(英語)免許状更新講習講師や、小学校でJTEを担当。現在、明星大学教育学部教育学科准教授
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商品説明
本書では、文学には、皮肉やユーモアなどといった文学を理解し楽しむために必要なcreativity、書き手や話し手の語り口という文章を理解するために必要なnarrativityがふんだんに含まれているという点から、文学教材が単なる事実文、報告文、作られた会話文よりもコミュニケーション能力育成のための活動に有益であることを論じる。
本書は、近年、日本の英語教育から文学教材が減少した経緯を批判的に分析した上で、文学はコミュニケーション能力育成を目指す英語教育において重要な教材であることを、理論と実践両面から示している。実践面では、中学・高校教員の声や、大学生の意見を踏まえ、文学を活用するための多彩な授業プランを紹介している。英語教育に興味を持つ幅広い読者に薦めたい。
目次
序論 コミュニケーション能力育成時代の文学教材―その位置づけと問題点
第1章 コミュニケーション能力育成を目指す英語教育と文学教材―中学校、高等学校、大学の読解教材を中心に
第2章 海外の英語教育および外国語教育における文学教材
第3章 日本の英語教育におけるオーセンティック教材の解釈―1980年代から2000年代に起きた出来事を踏まえて
第4章 「オーセンティック」教材と文学教材の境界再考―“literariness”を尺度として
第5章 creativityからとらえ直した「オーセンティック」教材と文学教材
第6章 narrativityからとらえ直した「オーセンティック」教材と文学教材
第7章 文学教材を使った英語教育の実践例―大学から、高等学校、そして中学校まで
結論 日本の英語教育における文学教材―今後の課題と展望
商品詳細
- シリーズ名
- シリーズ言語学と言語教育 34
- 出版社名
- ひつじ書房
- フォーマット
- 単行本
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