「記憶」の変容 『ニーベルンゲンの歌』および『哀歌』に見る口承文芸と書記文芸の交差

山本潤/著

発売日:2015年2月

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ISBN
978-4-8115-7811-8
著者情報
山本 潤(ヤマモト ジュン)
1976年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、首都大学東京准教授。専門はドイツ中世文学。ドイツ学術交流会奨学生として、ルートヴィヒ・マクシミリアン大学(ドイツ・ミュンヘン)に留学

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商品説明

本書は両叙事詩の文学史上の立ち位置を検証し、声の文化の領域で伝承されてきた「記憶」が、文字の領域へと導入された際にいかなるものとして扱われ、変容したかという問題に焦点をあてる。そして、過去の「記憶」の持つ歴史性、メディアの実相の一端を明らかにする。

目次

1 『ニーベルンゲンの歌』―「記憶」の継承(『ニーベルンゲンの歌』の口承性
『ニーベルンゲンの歌』の重層構造
英雄的世界と宮廷的世界の相克)
2 写本伝承段階における『ニーベルンゲンの歌』と『哀歌』の受容(『ニーベルンゲンの歌』と『哀歌』の非連続性
写本Bの『ニーベルンゲンの歌』から『哀歌』への移行部
写本Cの『ニーベルンゲンの歌』から『哀歌』への移行部
写本Aの『ニーベルンゲンの歌』から『哀歌』への移行部
初期主要三写本の移行部の構成と『ニーベルンゲンの歌』と『哀歌』による複合体)
3 『哀歌』―「記憶」の発生と対象化(『ニーベルンゲンの歌』の総括と注釈としての『哀歌』
「嘆き」―死者との決別と記憶の発生
過去の克服―『哀歌』の語る「その後何が起こったか」
書記と口承の融合―『哀歌』にみる歴史伝承観)
4 『ニーベルンゲンの歌』および『哀歌』に見る口承文芸と書記文芸の交差

商品詳細

出版社名
多賀出版
フォーマット
単行本

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