徒然草の十七世紀 近世文芸思潮の形成
発売日:2015年2月
- ISBN
- 978-4-00-023901-1
- 著者情報
- 川平 敏文(カワヒラ トシフミ)
1969年福岡県生まれ。1999年九州大学大学院博士課程修了。博士(文学)。熊本県立大学准教授を経て、九州大学大学院准教授。近世文学・学芸史専攻
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商品説明
十四世紀に誕生した徒然草は、中世から近世へと移行する十七世紀において「再発見」され、爆発的流行の時期を迎える。変革の時代の中、人びとは新しい「古典」に何を見出そうとしたのか。漢学者・和学者たちの注釈書、古典講釈による庶民教化など、幅広い受容の様相をたどることで、近世文学の母体の一つとなった徒然草の姿を浮かび上がらせる。
十七世紀に「再発見」された徒然草。その幅広い受容のあり方をたどることで、江戸文学の母体となった様相を描く。(「近刊情報」より)
目次
1 徒然草の位相―文芸と学問のあいだ(徒然草の「発見」―慶長文壇史の一齣
「つれづれ」の季節―十七世紀の時代思潮 ほか)
2 「情」と「理」のゆくえ―和学史再考にむけて(林羅山『野槌』論―中世歌学への挑戦
高田宗賢『徒然草大全』論―教誡主義からの離脱 ほか)
3 徒然草を「読む」「聞く」―古典講釈と庶民教化(徒然草講釈の技法―元禄‐享保期の指南書から
注釈と講釈―類版問題の余波 ほか)
4 注釈者たちの肖像(伊藤栄治―『鉄槌』編者説
南部草寿―明儒の風貌 ほか)
5 徒然草の波紋(徒然草から江戸文学へ―古典の転生
徒然草の図像学―近世初期の扇面と屏風 ほか)
商品詳細
- 出版社名
- 岩波書店
- フォーマット
- 単行本
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