答えは必ずある---逆境をはね返したマツダの発想力

人見光夫/著

発売日:2015年2月

  • 答えは必ずある---逆境をはね返したマツダの発想力
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ISBN
978-4-478-06154-1
著者情報
人見 光夫(ヒトミ ミツオ)
マツダ株式会社常務執行役員。技術研究所・パワートレイン開発・電気駆動システム開発担当。1954年5月、岡山県生まれ。県立岡山朝日高校、東京大学工学部航空工学科卒。大学院修了後の79年、マツダに入社。一貫してガソリンエンジン関係の「先行開発」に従事する。94年まで技術研究所、その後パワートレイン開発本部へ。2000年パワートレイン先行開発部長、07年パワートレイン開発本部副本部長、10年パワートレイン開発本部長。11年執行役員

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商品説明

会社存続の危機の中、エンジン技術だけで、ハイブリッド車並みの超低燃費を実現した、マツダ流「選択と集中」とは!?
Mr.エンジンが初めて明かす。

NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で話題沸騰!
世界が驚愕! 会社存続の危機の中、エンジン技術だけで、
ハイブリッド車並みの超低燃費を実現した
マツダ流「選択と集中」とは!?

 時代はハイブリッド車だとか電気自動車と言われている中で、独り内燃機関(エンジン)を磨くという道を採ったマツダに対し、「環境技術に後れを取ったマツダ」「持たざる者の遠吠え」などと酷評が聞こえていた。それが、SKYACTIVを発売する以前のマツダに対する評価だった。
 マツダは90年代のバブル崩壊後の負の遺産を引きずり、先行開発に人も資金もかけられないまま2000年代を迎えていた。そしてリーマンショック後の大幅な赤字。さらにフォードの出資比率低下による信用低下リスク。2013年4月期に赤字になれば、それまで4年連続赤字で資金調達が不可能になるという、まさしく存続の危機に追いやられていた。

 過酷とも言える環境対応技術開発に対する備えは不十分と言わざるを得なかった。過去に例がないほどの厳しい燃費改善要請に対し、他社がハイブリッドや電気自動車、さらには数多くのエンジン技術など、幅広く開発しているのはわかっていた。
 時代の要求する燃費改善だけでも実現は困難を極める。しかし、燃費がいいだけのクルマを世に送り出してもマツダである意味がない。クルマの「走る楽しさ」に妥協はしたくない。本当の環境対応技術は、誰にでも手に入れられる手ごろな価格で実現できなければ意味がない。目指すべきは、「燃費を30%以上改善しながら、走りの楽しさも実現する」という、背反する二つのことの両立。それができなければ、マツダの存続意義はない。こうした逆境だらけの中、SKYACTIVの開発が始まった。

「なぜ、電気自動車ではなく、内燃機関だったのか?」「他社に比べて圧倒的に少ないリソースで、なぜこんな開発が実現できたのか?」そこにはどんな発想力が秘められていたのか。どんなドラマがあったのか。世界を驚愕させた究極のエンジン開発を指揮した著者が、執念の開発秘話を明かす。

また、電気自動車のフル充電で走れる距離は、7リッターのガソリンで走れる距離程度だそうです。普通のガソリン車で、ガソリンが7リッターしか残ってないとエンプティ―ランプがついて心配になります。
だから、やはり内燃機関(エンジン)の効率を突き詰めることの方が、環境にも、新興国を含む全てのお客様に貢献できるのだと。そういうことも世の中に知ってほしいと人見さんは考えたんです。

情報工場
なるほど。こういう開発の話だと専門用語が多くて読みにくくなることが多いと思いますが、どうですか?

編集者わかりにくいことは、他のわかりやすい例えに置き換えて表現するなど、なるべくわかりやすくしています。ただ、技術者の方が読んでも物足りなくないようにとも考えてバランスを取るのが難しかったですね。

情報工場
この本はどんな人にぜひ読んでほしいと思いますか。

編集者
他の大手自動車会社であれば1000人規模の開発チームがいるのに、マツダにはたった30人しかいないなど、経営資源にすごく制限がある中で、この内燃機関(エンジン)の開発は行われました。
他社に比べて圧倒的に少ないリソースでこんな開発ができるんだ、というのは、どんなビジネスパーソンにも励みになるのでは、と思います。

情報工場コメント
マツダが背水の陣で開発したSKYACTIVE(エンジン)を開発した後、トヨタ自動車も世界最高レベルの燃焼効率を実現したガソリンエンジンを開発した。
これはトヨタがマツダに刺激を受けたからだと言われている。マツダはトヨタに比べれば小さな自動車会社だ。巨人に影響を与えることができたマツダの開発チームの考え方・実践したことが書かれている本書は、日々制約がある中で奮闘しているビジネスパーソン必読だと思う。

情報工場:情報工場SERENDIP(セレンディップ)編集部
編集者:ダイヤモンド社 本書担当エディター 久我 茂氏

目次

序章 答えは必ずある
第1章 マツダ存続の危機
第2章 「できない」とは言わない
第3章 強烈な反骨心でソリューションを探る
第4章 俯瞰し、問題点を見抜く力
第5章 答えはいつだってシンプルである
第6章 常に全体最適を考える

商品詳細

出版社名
ダイヤモンド社
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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