近代学問の起源と編成

井田太郎/編 藤巻和宏/編

発売日:2014年11月

  • 近代学問の起源と編成
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ISBN
978-4-585-22099-2
著者情報
井田 太郎(イダ タロウ)
1973年大阪府生まれ。近畿大学文芸学部准教授。専門は、近世文学、文学と美術の相関性の研究

藤巻 和宏(フジマキ カズヒロ)
1970年群馬県生まれ。近畿大学文芸学部准教授。専門は、日本古典文学、思想史、学問史

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商品説明

明治日本における西洋の教育・学問制度の導入は、それまでの知のあり方との融合・折衷・対立・拮抗を経つつ、現在につながる学問環境を作り出してきた。しかし、科学的・客観的とされるいまのわれわれの学問の枠組みは、果たしてニュートラルな存在としてあるものなのか―近代学問の歴史的変遷を起源・基底から捉えなおすことによって、「近代」以降という時間の中で形成された学問のフィルター/バイアスを顕在化させ、われわれをめぐる「知」の環境を明らかにする。創られた「知」の枠組みを可視化する。

目次

第1章 近代学問の起源と展開(近代国学と人文諸学の形成
明治期における学問編成と図書館
近代学術と漢字翻訳語―日本と中国における「合衆国」の展開
近代日本のフランス語教育の起源と編成―宣教師の果たした役割
神話学の「発生」をめぐって―学説史という神話
近代日本における政治学の二つの起源と編成
経験知から科学知へ―高等農学教育における英国流からドイツ流の選択)
第2章 近代学問の基底と枠組み(近代科学の起源―本質を探求する学としての科学
宗教史研究の近代性―欧米におけるキリスト教と近代化をめぐる宗教社会学理論から
アンリ・ピレンヌと近代史学史の十字路
“実証”という方法―“近世文学”研究は江戸時代になにを夢みたか)
第3章 学問の環境と諸問題(フランス近代詩と学問―「ボードレール研究」の確立を例に
日本発沖縄経由アジア行の視点―海域アジア史の視点をめぐる断章
近代経済学とマルクス経済学―我が国経済学界における受容と対立の歴史
日本の美術史学の展開過程とその特徴―一九一〇〜五〇年代の学術研究化
「文化情報資源」をいかに活用していくか―博物館・図書館・文書館が連携し合う時代の学術情報流通
学問領域と研究費―日本中世文学という辺境からの覚書)

商品詳細

出版社名
勉誠社
フォーマット
単行本

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