ファビアン あるモラリストの物語
発売日:2014年11月
- ページ数
- 292p
- ISBN
- 978-4-622-07877-7
- 著者情報
- ケストナー,エーリヒ(ケストナー,エーリヒ)(K¨astner,Erich)
1899‐1974。ドレスデンに生まれる。ライプツィヒ大学でドイツ文学を学び、1927年、ベルリンへ移って新聞・雑誌に演劇批評などを書く。1928年、詩集『腰の上のハート』『エミールと探偵たち』刊行。大成功をおさめた『エミールと探偵たち』に続いて、挿絵画家ヴァルター・トリヤーとのコンビで発表された痛快でユーモアあふれる作品は世界中で読まれ、ことに日本では、明るく前向きな児童文学作家としてのみ語られてきたが、ドラマ、台本、評論、詩集など、むしろ大人のための作品を数多く書いた
丘沢 静也(オカザワ シズヤ)
1947年生まれ。ドイツ文学者。首都大学東京名誉教授
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商品説明
ワイマール共和国末期、頽廃的な空気に覆われたベルリンを舞台に、ファビアンというひとりの男の生活を通して時代と社会を痛烈に風刺しつつ、ひとつの真実を描いた本書は、1931年の初版刊行と同時に大きな反響を呼び起こした。深さよりは浅さを、鋭さよりは月並みを、曖昧さよりは明快さを大切にした、大胆なモラリストにして辛辣な風刺家ケストナー。その最高傑作とも評される長編小説を、初版から削除された章とあとがきとして考えられていた「ファビアンと道学者先生たち」「ファビアンと美学者先生たち」、さらに、戦後に書かれた二種類のまえがきを収めた初の完全版で贈る。
ナチスの政権掌握の前夜、退廃的な空気に覆われたベルリン。「顔はあるが、頭のない」人間があふれる思考停止の時代を、詩情と皮肉、辛辣なユーモアをまじえつつ描く。ケストナーが残した唯一の大人向け長編小説にして最高傑作の呼び声高い埋もれた名作が、初版刊行時に削除された章とまえがき、あとがきを収めた完全版で登場。(「近刊情報」より)
商品詳細
- 出版社名
- みすず書房
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:FABIAN
注意事項
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