営繕かるかや怪異譚

小野不由美/著

発売日:2014年12月

  • 営繕かるかや怪異譚
  • 営繕かるかや怪異譚
ページ数
268p
ISBN
978-4-04-102417-1
著者情報
小野 不由美(オノ フユミ)
大分県中津市生まれ。京都大学推理小説研究会に所属し、小説の作法を学ぶ。1988年作家デビュー。12年、2作が相関関係にある『鬼談百景』と『残穢』を刊行し話題に。13年、『残穢』は第26回山本周五郎賞を受賞

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商品説明

◎亡くなった叔母から受け継いだ町屋。あるとき一人暮らしの私は気がつく。ふだんまったく使わない奥座敷に通じる障子が、何度閉めても――開いている。(「奥庭より」)

◎古色蒼然とした武家屋敷に住む母親は言った。「屋根裏に誰かいるのよ」。最初は息子も嫁も孫娘も見えなかった。しかし……。(「屋根裏に」)

◎袋小路の奥に建つ古屋を祖母から受け継いだ。ある雨の日、鈴の音とともに喪服姿の女性が隣家の玄関先に立っているのを見掛けた。一目で、見てはいけないものだと分かった。(「雨の鈴」)

◎亡くなった祖父の会計事務所を継ぐため、家族で郷里に帰った父。思春期真っ只中の真菜香は、何もかもが嫌だった。あるとき、見知らぬ老人が家の中のそこここにいるのを見掛けるようになった。(「異形のひと」)

ほか全6篇を収録。

※初出:「幽」(KADOKAWA)vol.015(2011年7月1日発売)、vol.016(2011年12月16日発売)vol.017(2012年7月2日発売)、vol.018(2012年12月17日発売)、
vol.019(2013年7月1日発売) vol.021(2014年7月4発売)に掲載。


【営繕】の意味
建造物の新築と修繕のこと。(三省堂『新明解国語辞典』第四版より)
一般的には模様替(リフォーム)なども含む。

【かるかや】の意味
山野に自生する多年草。葉はイネに似て、秋、ムギの穂に似た小さい花を葉のわきにつける。高さは1.5メートルくらいに達する。(三省堂『新明解国語辞典』第四版より)

雨の日に鈴の音が鳴れば、それは怪異の始まり。袋小路に佇む喪服姿の女を、決して家の中に入れてはいけない。(「雨の鈴」)住居にまつわる怪異を、営繕屋・尾端が修繕し、解決する。心ふるわす恐怖と感動物語。(「近刊情報」より)

商品詳細

シリーズ名
幽BOOKS
出版社名
KADOKAWA
サイズ
20cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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