読みなおす日本の原風景 古典文学史と自然
発売日:2014年10月
- ISBN
- 978-4-8273-4083-9
- 著者情報
- 森 朝男(モリ アサオ)
1940年東京都に生まれる。1970年早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学。2003年博士(文学)早稲田大学。埼玉県立浦和高校教諭、相模女子大学教授、フェリス女学院大学教授を経て、フェリス女学院大学名誉教授。専攻は日本古代文学・和歌文学
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商品説明
「あなたには残酷なできごとが起こりませんように。しあわせな人生でありますように」
おハルさんは、私の頬を両手で包んで微笑んだ――。
福岡市内の団地暮らしだった加奈子は、父の突然の思いつきで、山々に囲まれた小さな村に引っ越すことになる。
都会とのギャップにとまどいながらも、すぐに仲良しの友達もでき、自然の豊かな恵みに満ちた田舎の暮らしに魅了されていく。
中でも特別な存在はおハルさんだ。
童話に出てくるような家に住み、いつもおいしいジャムやクッキーを作ってくれるおばあさん、おハルさんは子どもたちの人気者。
だが、大人たちの中には彼女を敬遠する人もいた。それはおハルさんが毎月行っている死刑囚への慰問が原因だった。
なぜおハルさんは、死刑になるような人に会いに行くの……?
そんな素朴な疑問から、加奈子はおハルさんからさまざまな話を聞くようになり、命の重みや死について、生きていくことについて、考えるようになっていく――。
福岡・糸島の地を舞台に、深い森がはぐくんだ命の記憶を、少女のまなざしで瑞々しく描いたあたたかな物語。
【著者プロフィール】
東 直子(ひがし・なおこ)
1963年、広島県生まれ。歌人、作家。1996年『草かんむりの訪問者』で第7回歌壇賞受賞。2006年『長崎くんの指(のちに『水銀灯が消えるまで』)』で小説家としてデビュー。歌集に『青卵』『東直子集』『十階』、小説に『とりつくしま』『さようなら窓』『薬屋のタバサ』『らいほうさんの場所』『私のミトンさん』『トマト・ケチャップ・ス』『いつか来た町』、エッセイ集に『耳うらの星』『千年ごはん』『鼓動のうた』、絵本に『あめ ぽぽぽ』『ぷうちゃんのちいさいマル』など著書多数。
目次
第1章 自然と人は繋がる―日本人の自然観の基盤
第2章 異郷を想像する―文学意識の形成と自然
第3章 季節感の形成―平城京・平安京の自然観
第4章 美しい自然・美しい感情生活―平安時代貴族と自然
第5章 山里の発見―中世文学と自然
第6章 芭蕉・蕪村・良寛―近世文学と自然
商品詳細
- シリーズ名
- はなわ新書 083
- 出版社名
- 塙書房
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
注意事項
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