近代日本の公と私、官と民
発売日:2014年10月
- ISBN
- 978-4-7571-4333-3
- 著者情報
- 猪木 武徳(イノキ タケノリ)(R¨uttermann,Markus)
1945年生まれ。マサチューセッツ工科大学大学院経済学博士課程修了。青山学院大学国際政治経済学部特任教授、国際日本文化研究センター名誉教授。専門は労働経済学、経済思想、現代日本経済史
リュッターマン,マルクス(リュッターマン,マルクス)
1965年生まれ。ハンブルク市立大学博士号取得。国際日本文化研究センター准教授。専門は中・近世の日本社会史・文化史・古文書学
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商品説明
「公共的なるもの」への人々の姿勢は、国や共同体のかたちを規定する最も重要な基本要素である。デモクラシーと市場経済のもとでは、社会的な紐帯を失いアトム化した個人は「私」的な世界に閉じこもり、「公」的な事柄への関心を失いがちになる。「公」と「私」の境界はどこに存在するのか。そのバランスはいかに保持されるか。
目次
公と私の境界、転換点、収束点―利益と智・徳
第1部 歴史にあらわれた「ヒダ」として(書簡の私的記号について
イエズス会文献における公と私
アメリカ憲法史から見た公と私、官と民)
第2部 近代日本の人物像を通して(公共性を支える非政治的倫理
「極悪非道地主」真島桂次郎の公と私
小泉信三の天皇像―君主をめぐる公と私
公智と友情―福澤と西郷の場合)
第3部 社会科学の学説から(江戸の商人道における「正直」
納税をめぐる公と私
被用者年金の分立・統合過程にみる官と民、公と私(戦前)
高田保馬の勢力説
上田貞次郎と自由主義の凋落)
第4部 教育と研究において(教育機関における公と私の分担
帝国大学の初志―初代総長、渡辺洪基の考えたこと
知識生産の二つの秩序―私益と公益のはざま)
第5部 空間論として見る(屋外空間の公と私―近代日本の公園史から
都市と建築)
問題と展望―公と私、の概念によせて
商品詳細
- 出版社名
- NTT出版
- フォーマット
- 単行本
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