敗者の身ぶり――ポスト占領期の日本映画

中村秀之/著

発売日:2014年10月

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ISBN
978-4-00-024477-0
著者情報
中村 秀之(ナカムラ ヒデユキ)
1955年生まれ。立教大学現代心理学部映像身体学科教授。映画研究

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商品説明

敗戦と占領の重みを負った「ポスト占領期」の映画の登場人物の身ぶりから人々の経験や精神を浮かび上がらせる。
みんなしずかなもの . 歴史の関をうつす . 絆とそのうつろい . 富士山とレーニン帽を越えて . ものいわぬ女たち . 涙の宥和 . 女が身をそむけるとき . 我らを滅ぼせ . 夜のしるし

1952年4月28日の対日講和条約の発効により日本は「独立」した。しかしこの「独立」は冷戦体制への従属という新たな「敗北」のはじまりでもあった。黒澤明、小津安二郎、成瀬巳喜男らをはじめとする映画の登場人物の身ぶりを通して、敗戦と占領という重みを負った「ポスト占領期」の日本の経験や精神を浮かび上がらせる。

目次

1 歴史の関をうつす―『虎の尾を踏む男達』(一九四五/一九五二)とポスト占領期の日本映画
2 絆とそのうつろい―小津安二郎の『晩春』(一九四九)と『麦秋』(一九五一)の抵抗と代補
3 富士山とレーニン帽を越えて―谷口千吉の『赤線基地』(一九五三)における同一性の危機
4 ものいわぬ女たち―黒澤明の“ポスト占領期三部作”(一九五二‐一九五五)の政治的イメージ
5 涙の宥和―『二等兵物語』シリーズ初期作品(一九五五‐一九五六)による歴史の清算
6 女が身をそむけるとき―成瀬巳喜男における戦中(一九四一)と戦後(一九五五)の間
付録 「我らを滅ぼせ」―『ビハインド・ザ・ライジング・サン』(一九四三)の「良い日本人」

商品詳細

出版社名
岩波書店
フォーマット
単行本

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