風景とローカル・ガバナンス 春の小川はなぜ失われたのか

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ISBN
978-4-657-14006-7
著者情報
中村 良夫(ナカムラ ヨシオ)
東京工業大学名誉教授。1938年東京都生まれ。東京大学工学部卒業。日本道路公団で実務に携わった後、東京大学工学部、東京工業大学、京都大学で景観工学の研究と教育に従事。工学博士。広島市の「太田川堤防」(土木学会デザイン賞特別賞)、などの計画・設計に景観工学の理念と手法を導入。設計・監修した「古河総合公園」は、ユネスコの「メリナ・メルクーリ国際賞」を受賞。主な著書:『風景学入門』(サントリー学芸賞、土木学会著作賞)、『風景学・実践篇―風景を目ききする』(土木学会出版文化賞)、『都市をつくる風景―「場所」と「身体」をつなぐもの』(国際交通安全学会賞)など

鳥越 皓之(トリゴエ ヒロユキ)
早稲田大学人間科学学術院教授。1944年沖縄県生まれ。東京教育大学大学院文学研究科社会学専攻博士課程単位取得。文学博士。日本社会学会会長。専門は環境社会学。「生活環境主義」という環境の理論を作り上げたことで知られている。主な著書:『地域自治会の研究』(福武直賞)、など

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商品説明

人にとって、社会にとって風景とは何か。住民、自治体、NPOなどがいかに協働して「劣化」をくいとめる主体に成長していくか、異分野から集まった七人の研究者がその理論と実践を論じる。

2004年6月に景観法が公布されて以来、すでに10年近い歳月が経過している。しかしながら、わが国では風景の「劣化」と呼ばれる、風景の雑然化、画一化、無個性化が依然として進行しており、昨今、その対象は国土の基調となる、ごく日常的な社会活動が行われている地域全域に及んでいる。

目次

はじめに――ドイツを手がかりとして(縣公一郎)

 序論 いま、風景とローカル・ガバナンスを問う(藤倉英世)
 1 春の小川の痕跡をたどる
 2 いま、なぜ風景とローカル・ガバナンスを問うのか
 3 本書の構成の紹介

【庭の思想にみる日本の風景】
 第1章 山水都市の運命を担う市民社会(中村良夫)
 1 隅田川べりを歩きながら――花の雲 鐘は上野か浅草か
 2 山水都市の姿
 3 場の気配について――くろがねの秋の風鈴なりにけり
 4 まちニハ論
 5 現代都市にコモンズを探る

商品詳細

出版社名
早稲田大学出版部
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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