日本語音韻史の動的諸相と蜆縮涼鼓集
発売日:2014年5月
- ISBN
- 978-4-305-70734-5
- 著者情報
- 高山 知明(タカヤマ トモアキ)
1963年三重県伊勢市生まれ。1986年筑波大学第一学群人文学類言語学主専攻(日本語学)卒業。1992年筑波大学博士課程文芸・言語研究科言語学(日本語学)単位取得満期退学。香川大学教育学部助教授を経て、金沢大学人間社会研究域・歴史言語文化学系教授。2012年博士(言語学)
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商品説明
しじみ(蜆)ちぢみ(縮)、すずみ(涼)つづみ(鼓)。元禄期の京都でジとヂ、ズとヅの音の違いを説く『蜆縮涼鼓集』。従来説の限界を越え、その背景に光を当てる。タ行ダ行の破擦音化、ジヂ・ズヅ音の合流、濁音の前鼻子音消失化といった各変化の関係を解きほぐし、日本語の歴史の持つ意義を再認識する。
当時の話者の視点に立ち
過去の音変化をとらえ直す
「しじみ(蜆) ちぢみ(縮) すずみ(涼) つづみ(鼓)」
元禄期の京都でジとヂ、ズとヅの音の違いを説く『蜆縮涼鼓集』。
従来説の限界を越え、その背景に光を当てる。
タ行ダ行の破擦音化、ジヂ・ズヅ音の合流、濁音の前鼻子音消失化といった
各変化の関係を解きほぐし、日本語の歴史の持つ意義を再認識する。
【 取り扱う対象言語は日本語であっても、言語史研究の目的のすべてが、日本語について明らかにすることというわけではない。より重要なのは、日本語の事例研究を通して、言語変化に対する理解を深めることである。そのためには、もちろん各時期の音の体系や音価を明らかにすることも重要だが、それを課題とするだけに留まらない。...書き手のものの見方を問題にするかたちで文献の内容を読み解くことを目指す。まず当該文献の書き手の言語認識に焦点を当て、その上で、その認識が生じる背景を探っていく。それによって、変化の動的側面に光を当てることも可能になる。その場合の動的側面とは、変化の具体相であり、それをわずかでも見出すことを目的とする。...第4章より】
目次
第1章 序論
第2章 タ行ダ行破擦音化の音韻論的特質
第3章 前鼻子音の変化と話者の感覚
第4章 前鼻子音から読み解く蜆縮涼鼓集
第5章 蜆縮涼鼓集の背景―謡曲の発音との関わり
第6章 耳障りなザ行音の「発生」
第7章 二つの変化の干渉
第8章 終章
商品詳細
- 出版社名
- 笠間書院
- フォーマット
- 単行本
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