ガマ 遺品たちが物語る沖縄戦
発売日:2014年6月
- ページ数
- 189p
- ISBN
- 978-4-06-218962-0
- 著者情報
- 豊田 正義(トヨダ マサヨシ)
1966(昭和41)年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。ニューヨークの日系誌記者を経て、ノンフィクション作家に
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
長期間にわたるガマでの避難生活、最期まで人間らしくあろうとした少年兵、六十年前に民家から略奪したアルバムを返したいと沖縄を訪れた元米兵。あの戦争から70年―。沖縄の記憶を呼び覚ます、硯、目覚まし時計、アルバムの声が聞こえる。
沖縄本島に無数あるガマ(壕)。戦後、何十年もの間、その洞窟に入って遺骨を掘り続ける人たちがいます。「沖縄の戦争は、まだ終わってはいない」と、戦禍を風化させない一心で、彼らはスタッフや費用の困難に向き合いながら、その作業を続けています。
そこから出土するものは、遺骨や銃器といった戦争に直接関係するものばかりではありません。学用品や日用品が、たくさん掘り出されています。それは、ガマのなかでアメリカ兵から身を隠して暮らし、ガマに爆弾や毒ガスを投げ込まれて息絶えた人々の存在を、生々しくいまに伝える痕跡なのです。
そのなかから、「すずり」「目覚まし時計」「アルバム」をめぐる現在と過去の物語を描きます。モノたちから浮かび上がってくるのは、運命的に助けられた命や最期の瞬間まで人間であろうとした命、そして、戦後何十年経ったあとで大切な家族の死に方に対面する人々の思いです。
ノンフィクションの手法で徹底取材したリアリティを、物語=フィクションのかたちで描きあげます。(「近刊情報」より)
<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
戦後69年と言いますが、まだ国内にあって遺骨取集が終了していない場所があることを再認識して、沖縄の戦争に対する思いを強く実感しました。沖縄に存在する数多くのガマと呼ばれる洞穴。終戦直前の人々が、アメリカ兵だけではなく日本兵も敵とした歴史がとても痛いです。フィクションではありますが、実話をもとにしている3つのお話。資料となる写真で、話がより克明に心に刻まれました。沖縄にはまだまだ、日本に返還されていない場所があります。戦争の傷跡はまだまだ残されているのですね。硯、時計、アルバム…。遺品が語る沖縄戦は、アーサ・ビナードの『さがしています』の語る広島原爆と共通していました。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
目次
第1章 哲也の硯
第2章 新太の目覚まし時計
第3章 夏子のアルバム
商品詳細
- 出版社名
- 講談社
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 小学56年生 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。