東大で文学を学ぶ ドストエフスキーから谷崎潤一郎へ
発売日:2014年6月
- ISBN
- 978-4-02-263020-9
- 著者情報
- 辻原 登(ツジハラ ノボル)
1945年、和歌山県生まれ。1990年『村の名前』で芥川賞、1999年『翔べ麒麟』で読売文学賞、2000年『遊動亭円木』で谷崎潤一郎賞、2005年『枯葉の中の青い炎』で川端康成文学賞、2006年『花はさくら木』で大佛次郎賞、2010年『許されざる者』で毎日芸術賞、2012年『韃靼の馬』で司馬遼太郎賞、2013年『冬の旅』で伊藤整文学賞、『新版熱い読書冷たい読書』で毎日出版文化賞(書評賞)
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商品説明
いま最も脂がのっている小説家が、東大生150人を前に、14回にわたって、挑発的、刺激的、縦横無尽に、世界文学、日本文学を語りつくした名講義。小説の起源を古代中国の歴史と志怪・伝奇にまでさかのぼって見極め、翻って、横光利一「純粋小説論」、小林秀雄「私小説論」、柳田國男「山の人生」からドストエフスーの小説の重要な場面に必ず差し込む斜めの光を発見する。斜光はいったいどこから来るのか、そして何を照らし出すのか?われわれは斜光に導かれて、フロイトの「家族小説」へ、そして『源氏物語』へ、さらに谷崎潤一郎へとたどり着く…。学生には全講義の要約がレポートとして課せられた。そのレポート16本を収録する。
東大生を相手に挑発的、刺激的、縦横無尽に世界・日本文学を語りつくした名講義。小説の起源からドストエフスキー、谷崎潤一郎まで。(「近刊情報」より)
目次
第1講義 小説家が小説を解剖する(近代小説のはじまり
フォースターによる歴史と小説 ほか)
第2講義 ドストエフスキー『罪と罰』を読む―人殺しの残酷な物語はなぜ読み継がれてきたのか(横光利一と小林秀雄の「偶然と必然の問題」から、ドストエフスキーを考える
すぐれた作家は場面に集中する ほか)
第3講義 「もはや誰の息子でもない」―犯罪小説、探偵小説、家族小説を読む(「三菱銀行猟銃強盗・人質事件」
二十世紀の三大発明の一つ、精神分析 ほか)
第4講義 『古事記』と神話批判としての『源氏物語』(『古事記』の構成について
「倭建命」の物語、貴種流離譚 ほか)
第5講義 谷崎潤一郎―渡りをへたる夢のうきはし(谷崎潤一郎『鍵』をこっそり読んだ
谷崎潤一郎と映画 ほか)
商品詳細
- シリーズ名
- 朝日選書 920
- 出版社名
- 朝日新聞出版
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
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