江戸の食文化: 和食の発展とその背景 (江戸文化歴史検定)
発売日:2014年5月
- ISBN
- 978-4-09-626618-2
- 著者情報
- 原田 信男(ハラダ ノブオ)
1949年生まれ。明治大学文学部卒業、明治大学大学院文学研究科博士課程退学、博士(史学・明治大学)。札幌大学女子短期大学部文化学科専任講師を経て、国士舘大学21世紀アジア学部教授。『江戸の料理史』(中公新書)で1989年にサントリー学芸賞受賞。『歴史のなかの米と肉』(平凡社選書)で1995年に小泉八雲賞受賞
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商品説明
一日三食の生活習慣、高級料亭から居酒屋・定食屋・屋台まで豊富な外食産業、旅行先で楽しむ名物料理など、現代日本人の食生活の基礎が形づくられた江戸時代。四季の移ろいを大切にし、その土地に根ざした食材と調理法を工夫してきた江戸の食文化をひもとき、食材や調味料から、その生産・流通、さらには食にまつわる行事や風習まで、日本の食文化をあらゆる側面から探る。
江戸時代は庶民も楽しんだグルメ社会だった
目次
カラー口絵 稲作は豊かさの象徴―萬年豊作之図
日に千両は朝のうち―日本橋魚市繁栄図
食材で見立て遊び―青物魚軍勢大合戦之図
行楽の楽しみは外食―東都名所 高輪廿六夜待遊興之図
ほか
はじめに
序章 天下泰平な時代が豊かな「食」を生んだ
第1章 食文化の背景にある生活と習俗
江戸の一日はご飯を炊くことから始まる/京・大坂から江戸に移った「食の都」
「天下の台所」は食い倒れの街:大坂/食材・調理法の伝統を守る町:京都
四季の変化を反映した年中行事と食/人の一生に節目をつける儀礼の食事
愛情あふれる子供の食生活と躾/医術と信心が入り交じった食と病への対処
ほか
第2章 豊かな食材が生んだ繊細な味覚
最低限の道具で調理した長屋の台所/雇い人の賄いもした大店の台所
宴会に対応するための武家の台所/飲料水を供給する整備された上水道
白米だけではなかった米飯料理/取り合わせを楽しんだ汁と菜
菜の主役に活用された豆腐/動物性たんぱくを補った鶏肉・卵
ほか
第3章 食文化の発展を支えた生産と流通
あらゆる食材が集まった日本橋周辺/江戸の大通りに軒を連ねる食の店
町の路地をめぐった移動販売の振売り/食材供給を安定させた市場の役割
江戸近郊で競作されたブランド野菜/多種多様な海の幸が獲れた江戸前の海
海の恵みを確保する漁法の進化と成熟/食材を豊かにした水上輸送網の広がり
ほか
第4章 庶民も楽しんだグルメ社会の誕生
煮売り・焼売りに始まる外食の店/人の集まるところ必ず屋台あり
単身者の食生活を支えた外食産業/江戸の人気メニュー:寿司と鰻
江戸の人気メニュー:天ぷらと蕎麦/庶民の食事処、居酒屋と一膳飯屋
一目瞭然、誘い込まれる食べ物屋の看板/贅を凝らした高級料亭、八百善
ほか
第5章 現代に受け継がれる食の伝統
鰹節:江戸の起業家・高津伊兵衛/佃煮:上方の漁師がつくった江戸の味
醤油:江戸市場を制した下総の醤油/味噌:江戸で人気の仙台味噌と江戸甘味噌
砂糖:砂糖の頂点を極めた和三盆/酢:握り寿司とともに発展した粕酢
味醂:甘い酒から人気の調味料へ/塩:全国の塩を賄った瀬戸内の十州塩
老舗探訪
あとがき
参考文献
商品詳細
- 出版社名
- 小学館
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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