触覚のイコノグラフィア ダフネ・蜥蜴・洗礼者聖ヨハネの舌
出佳奈子/著 神谷玖方子/著 吉住磨子/著 大野陽子/著 上村清雄/監修解説 石井朗/企画構成
発売日:2014年2月
- ISBN
- 978-4-7566-1431-5
- 著者情報
- 上村 清雄(ウエムラ キヨオ)
千葉大学普遍教育センター教授/イタリア美術史
石井 朗(イシイ アキラ)
表象芸術論
出 佳奈子(イデ カナコ)
弘前大学教育学部講師/イタリア美術史
神谷 玖方子(カミタニ クミコ)
慶応大学文学部非常勤講師/イタリア美術史
吉住 磨子(ヨシズミ マコ)
佐賀大学文化教育学部教授/イタリア美術史
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商品説明
本書で巡る、フィレンツェはメディチ家の宮殿に愛蔵された《アポロとダフネ》の小板絵に表現された男女が触れあう脚、マントヴァのパラッツォ・ドゥカーレはストゥディオーロに掲げられたカンヴァス画中に重ねられたマルスとウェヌスの足、ローマで制作されたカラヴァッジョの作品が伝える「痛み」に震える指、トリノで生みだされた絵画作品中にうごめく妖しい女性像が私たちに問う対象に「触れえぬ」手、そしてマントヴァの離宮の壁画に赤い薔薇の由縁を訊ねて女神の傷ついた足を求めるこの旅は、多くの発見に満ちている。この旅はまた、絵画作品を介して、ルネサンスからバロックにかけてのイタリア文化の深層に流れるきわめて複雑な意味の連なりを、「触覚」という感覚を通して探る行路をたどることともなるだろう。
甘美な恋の触感 出佳奈子著. 愛と戦いの正当なる和合 神谷玖方子著. 痛みのフィギュール 吉住磨子著. さまよえる「手」 大野陽子著
目次
第1章 甘美な恋の触感──アントニオ・ポッライウォーロ《アポロとダフネ》 出佳奈子
第2章 愛と戦いの正当なる和合──マンテーニャ《マルスとウェヌス(パルナッソス)》 神谷玖方子
第3章 痛みのフィギュール──カラヴァッジョ《蜥蜴に咬まれる少年》 吉住磨子
第4章 さまよえる「手」──フランチェスコ・カイロ《洗礼者聖ヨハネの首の前のヘロディアス》 大野陽子
解 説 ウェヌスの深紅の薔薇──あとがきにかえて 上村清雄
註
人名索引
商品詳細
- シリーズ名
- 感覚のラビュリントゥス 4
- 出版社名
- ありな書房
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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