朝日新聞校閲センター長が絶対に見逃さない間違えやすい日本語
発売日:2014年3月
- ISBN
- 978-4-7991-0301-2
- 著者情報
- 前田 安正(マエダ ヤスマサ)
朝日新聞東京本社編成局校閲センター長。1955年福岡県生まれ。早稲田大学卒業。1982年朝日新聞社入社。東京本社校閲部、整理部、校閲部次長、名古屋編集センター長補佐、大阪本社校閲センターマネジャー、編集担当補佐兼用語幹事を経て現職。東アジアの漢字事情をリポートした「アジアズームイン漢字圏」(2005年1月)、IT時代の漢字をテーマにした「漢字とつきあう」(2007年1月)、その他、常用漢字に関する特集記事などを担当
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商品説明
言葉の番人が見過ごさない!厳選340語。漢字・慣用句・四字熟語から文章添削まで、正しい「読み方」「書き方」「使い方」を仕事にも活かす!
「苦肉の策」は「苦し紛れの方法」という解釈が一般的になってきた。「自分の肉体を傷つけてまで相手を欺く計略」、つまり「苦肉の計」という本来の意味で使われることはほとんどなくなった。確かに通常の会話で「苦し紛れ」の意味で使っても誤解は生じないだろう。しかし、故事に沿った理解を求められる入学試験や入社試験、一般教養としては通用しない。
「雨模様」は「雨催い(あまもよい・あめもよい)」、つまり「雨が降りそうな空模様」を言う言葉だ。それを「すでに雨が降っている」という意味で使うと本来の意味とずれ、コミュニケーションのギャップを生むことにもなる。新聞などでは「雨が降りそうだ」と言い換えて誤解のないよう工夫している。しかしこういう言い換えをすることで、日本語の多様な表現を自ら捨てていくことにもなる。
本書はいわゆる文法書ではない。問題や解説などで「正しい」「間違い」としているのは、本来の意味から外れているかどうか、誤解を生じる恐れがあるかどうかという基準で示した。辞書を比べて読めば、「緩やかに誤用の定着を認めるもの」と、「いわゆる本来の意味を基本とするもの」とがある。もっとも「本来の意味」も文献をたどると違う解釈が出てくるなど、なかなか日本語は一筋縄ではいかない。
インターネットを通じて、あっという間に情報が拡散する時代に、生きている言葉を切り取って説明することは困難を極める。しかし、だからこそ誤解を生じないための一助として言葉を見ていくことが必要なのではないか、と考えた。
(本書「まえがき」より)
新聞制作の最終関門とも言える校閲記者が解説。怒り心頭に達する・一同に会する……どこが違う?日本語の正しい使い方が全てわかる。(「近刊情報」より)
目次
第1章 これだけは押さえておきたい日本語の常識(まずはここからチャンレジしてみよう
あやふやな言い回しを一掃しよう ほか)
第2章 ここまでは身につけたい日本語の教養(言い間違いをしないために
似て非なる言い回しを整理しよう ほか)
第3章 会話を豊かにする社会人の日本語(正しい言い回しを使いこなそう
わずかな違いが誤解を招く ほか)
第4章 ライバルに差をつける日本語(ここが分かればまずまずOK
日本語の繊細さを味わってみよう ほか)
第5章 人をうならせる日本語の知識(自信を持って言葉を操るために
多彩な日本語表現を身につけよう ほか)
商品詳細
- 出版社名
- すばる舎
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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