天狗芸術論・猫の妙術 全訳注

  • 天狗芸術論・猫の妙術 全訳注
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ISBN
978-4-06-292218-0
著者情報
佚斎 樗山(イッサイ チョザン)
万治2年(1659)―寛保元年(1741)。江戸時代の談義本作者。本名は丹羽十郎右衛門忠明。下総国関宿藩の久世家に仕える

石井 邦夫(イシイ クニオ)
1938年茨城県古河市生まれ。東京大学法学部卒。在学中は剣道部に所属。日本精工(株)に勤務し、法務部長等を務めた

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商品説明

江戸時代中期、滑稽さの中に教訓と風刺をまじえて流行した「談義本」の祖とされる佚斎樗山の二作を訳文とともに併録。奥義を極めんと深山に入った剣術者が天狗に出会って「武芸」と「心術」の核心に触れる「天狗芸術論」。大鼠を銜え取った古猫に若い猫たちが教えを乞う「猫の妙術」。いずれも剣術の秘伝書にして「人生の書」でもある。

滑稽さの中に教訓と風刺をまじえて江戸時代中期に流行した「談義本」の祖とされる佚斎樗山が著した2作を、読み易い訳文と注を併載して文庫化。
いずれも、学術文庫のロングセラーである宮本武蔵『五輪書』とならぶ「剣術の秘伝書」として知られるが、剣術のみならず「人生の書」でもある。
「人は動物なり。善に動かざる時は必ず不善に動く。・・・種々に変転して止まざるものは人の心なり。」と始まる「天狗芸術論」は、奥義を極めたいと深山に入った剣術者が天狗たちに出会い、老荘思想や孔子・孟子、仏教思想をまじえて「芸術」すなわち「武芸」と「心術」の核心に触れる話。「学問剣術ともにただ己を知るをもって専務とす。」と言い残して、大天狗は去る。
「猫の妙術」では、勝軒という剣術家の屋敷に住みつき、どんな猫も歯が立たなかった大鼠を、一見のろまな古猫がなんなく銜えてやっつけてしまう。そこで、若く元気な猫たちと勝軒は、この古猫に教えを乞う。修業とは、また、教えを授かるとはどういうことなのか――古猫は語る。
神戸女学院大学名誉教授で武道家の内田樹氏が巻末解説を執筆。(「近刊情報」より)

目次

天狗芸術論
猫の妙術

商品詳細

シリーズ名
講談社学術文庫 2218
出版社名
講談社
対象年齢
一般
フォーマット
文庫

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