「問い」としての公害 環境社会学者・飯島伸子の思索
発売日:2014年2月
- ページ数
- 245,60p
- ISBN
- 978-4-326-60264-3
- 著者情報
- 友澤 悠季(トモザワ ユウキ)
1980年神奈川県生。2013年京都大学大学院農学研究科博士課程修了、博士(農学)。現在、立教大学社会学部プログラムコーディネーター
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商品説明
「公害」像の矮小化に抗う。「公害」はつねに、高度経済成長の「影」と形容されてきた。しかし、「公害」という得体の知れない脅威を全身で感じてきた人びとが続けた無数の思索は「影」ではない。その意味で、「公害」は、人間の人間に対する問いかけである―。苦悩の底から吐き出される声に耳を澄ませてきた飯島伸子(1938‐2001)の軌跡を通じ、「公害」の歴史を生きたものとして再想像する。
環境問題の起点として語られる「公害」。公害を「過去の教訓」として、「環境」を未来に属する事柄へ分類する現在の環境学のあり方は、私たちが今現在に起きている人の痛みを想像することを難しくしてきたのではないか。公害が社会問題として認識され始めた時代を生きた一人の女性研究者の視点を通じ、公害から現在に通じる問いを提示する。(「近刊情報」より)
目次
序章 「問い」としての公害
第1章 「公害」「環境」概念の系譜
第2章 「社会学」は「公害」を把握しうるのか
第3章 「社会学」はいかにして「被害」を証すのか
第4章 「美容の社会学」はなぜ環境問題研究か
第5章 「環境社会学」の形成と制度化―「地球環境」の磁場のなかで
終章 問いかける「公害」―人間を基点とした環境論を
商品詳細
- 出版社名
- 勁草書房
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
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