2013・♂・66 五行歌集
発売日:2013年12月
- ISBN
- 978-4-88208-126-5
- 著者情報
- 甲斐原 梢(カイバラ コズエ)
1946年12月生まれ。その後、小、中、高校時代は、父親の仕事の関係で、東京、九州は熊本、北海道は旭川で過ごし、九州大学大学院理学研究科修了、理学博士。九州大学を皮切りに、米国を含めた五つの大学で化学と生物と物理を混ぜ合わせた様な専門領域で研究・教育に従事、現在、福岡工業大学工学部特任教授
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商品説明
全てのものは 眩し過ぎる
光でさえ 光には
深い 形を
闇から 見失う
生れでる 闇がある
最も冷静な科学者が、思いによる「全て」についての交響詩を奏でた。思いは言葉と言い換えてもいいだろう。言葉は道具であると、このうたびとは、定義している。
言葉は何十万種とも何百万種ともいいうる楽器である。
なぜなら、一つの言葉ごとに音を奏でるからだ。その言葉それぞれが、また彫刻刀のような道具である。
それによって、言葉は物象を解き明かそうとする。科学のようで、それは思いや言葉が音を放ち始めると、歌に変わってしまう。
(中略)
敬服せざるをえないほど、思いによって物象、社会、人間を解析し、抽象し、構造化し、それらの幽かな本質を掴みだし、言葉の組み立ての中で感じさせてくれた。
科学の真理や公式と違って、感性という個性をも含んだ表現であるから、物事の「裏の裏の裏」をも見透かす洞察の洞窟が、やはり独特の味わいも持ってくる。
その感性の特徴はかなり抑えられているが、朴訥で誠実な人柄、話し方そのもの、つねに内省が先に立って、決して過激に見せることがない魅力的な安心できるバランスが歌にも顕れている。
(草壁焔太氏跋文より)
目次
1 人が思い育んできたもの
2 夜桜は首筋で味わう
3 気は多いが用心深い男である
4 闇の中の回転木馬に乗っているだけ
5 言葉が人という舞台を演出する
6 風上に立ってこその寛容
7 時に蔑まれる事もあるが
8 人の心を舫う杭を打つ
9 夜更けて家に帰れば
10 風の抜け方に迷いのない部屋に座っている
11 最後には寄り添うのみ
商品詳細
- 出版社名
- 市井社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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