井上洋介図鑑 漫画、タブロー、絵本……奇想天外な表現世界
発売日:2013年12月
- ISBN
- 978-4-309-75004-0
- 著者情報
- 井上 洋介(イノウエ ヨウスケ)
1931年、東京に生まれる。武蔵野美術学校(現・武蔵野美術大学)を卒業する。大学在学中から新聞に投稿した漫画で才能のある常連作家として注目される。51年、独立漫画派に参加。55年、第7回読売アンデパンダン展に初出品し、以後、日本アンデパンダン展等に出品を重ねる。60年、初の絵本『おだんごぱん』を刊行。63年、初の漫画集『サドの卵』を自費出版。65年、第11回文藝春秋漫画賞を受賞、同年初個展を開催し、以後、開催を重ねる
松本 育子(マツモト イクコ)
刈谷市美術館館長代理。東京生まれ。名古屋大学大学院教育発達科学研究科修了。1989年より刈谷市美術館に勤務
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商品説明
<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
井上洋介と聞いて思い浮かべるもの『くまの子ウーフ』の挿絵、『まがればまがりみち』、ナンセンス。キャリアの長い絵本作家でありながら、読み聞かせボランティア仲間の中でも「なぜたわし?」「なぜここにかえるが?」と同じくナンセンスで市民権を得ている長新太に比べてわかりにくいという評がある作家。折しも刈谷市美術館で「井上洋介図鑑展」が行われることがわかり、ボランティアグループでのバス旅行が決定。そしてにわかに井上洋介についての勉強会と本を読み解く作業が始りました。「横向きの表紙が多い」「色は黄色、青、グレーのイメージ」「手書き文字が使われている」「電車が好き」など、読み進めていくうちにわかってきたこと。それでもいくつかの疑問を持ちながらの井上洋介図鑑展。タブロー・漫画・絵本とぎっしり囲まれた展示を、学芸員さんに説明を受けて見ました。「井上洋介さんの作品は絵本だけ見ていてもわかりません。タブロー・漫画を見ていただくとわかります」とのこと。確かに、漫画やタブローの中にすでに絵本の作品の萌芽があります。難解と思っていた井上洋介の絵本。好きなものを繰り返し描く、お散歩が好き、狭いところが好き。一見とっつきにくいと思っていたその中には空襲の体験があり、今尚子どものような感性を持ち、暗くなりそうなところをふっと救うユーモアも垣間見えると、今までとは違うイメージが見えました。現在開催中の井上洋介図鑑展にぜひ多くの人に足を運んでいただきたいと思うのと同時に、またこの本もぜひ多くの人に読んでいただきたい本です。本の帯に「決定版」とあるように、今まであまり光が当てられていなかった面にもスポットを当てたこれは本当に労作。この本の編集に当たられた松本育子さんは刈谷市美術館の学芸員さんで、愛知にこんなすごい人がおられたのだと思うと、井上さんの魅力再発見と共に松本さん発見と、私にとっては二度おいしい本でした。(はなびやさん 40代・愛知県 男の子12歳)
目次
第1章 漫画(美校生時代の投稿漫画「漫画アンデパンダン」
独立漫画派刊『がんま』で活躍 ほか)
第2章 タブロー(卒業制作など、初期の油彩画
新制作協会展に出品、初入選を果たす ほか)
第3章 絵本(最初の絵本『おだんごぱん』
愛らしいウーフの誕生 ほか)
第4章 さまざまな仕事(演劇実験室・天井棧敷の舞台美術を手がけて
「だまし絵」の世界―「怪談青ひげ」 ほか)
商品詳細
- シリーズ名
- らんぷの本 mascot
- 出版社名
- 河出書房新社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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