フロイトを読む 年代順に紐解くフロイト著作
発売日:2013年11月
- ISBN
- 978-4-7533-1070-8
- 著者情報
- 福本 修(フクモト オサム)
1958年横浜生まれ。1982年東京大学医学部医学科卒業。1990年静岡大学保健管理センター助教授。1993年タヴィストック・クリニック成人部門留学。2000年タヴィストック・クリニック成人精神分析的精神療法課程修了。専攻は精神医学・精神分析。現職、恵泉女学園大学人間社会学部社会園芸学科教授/長谷川病院/代官山心理・分析オフィス
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商品説明
■本書は,全32章によってフロイトの著作全体を遺漏なくカバーし,簡潔で明晰な文章で彼の思考と活動を具体的に伝えることで,彼の思考が今日もなお意義を失わず,彼が生み出した治療法としての精神分析が,今日もまだ確かに生きていることを明らかにする。年代を追ってフロイトの一つの発見が他の発見を導き出すプロセスに同行することで,読者は次第に内的な探究を進め,遂には読者自身の道を見出すであろう。「フロイトの遺産を生き生きと保つ最も良い方法は,彼が私たちに残したものを通じて彼との対話を確立しつつ,その力動のすべてを伝えること」だと考える著者による,フロイトと出会い,さらには対話するための絶好の案内書。
■フロイトには,今日もなお意義があるだろうか。彼の考えは普遍的な価値を持ち続けているだろうか。それに由来する治療的な方法,つまり治療としての精神分析は,私たちの時代でどのような位置を占めているのだろうか。このような問いをする人たちに私は,精神分析がまだ確かに生きていると答える。マルト・ロベールMarthe Robert(1964)が述べた「精神分析の革命」は,今なお進展している。そのことを示すために,私は本書『フロイトを読む』を,フロイトの思考および精神分析の活力を明らかにするような研究法として構想した。私はできる限り,フロイトがドイツ語でしたように,日常言語の言葉を用いた。そのせいで彼の思考の複雑さが減じたところは,全くない。私が重要に思うのは,彼の著作のどれかを読むことが,私たちに個人的に感銘を与える何かを語り掛けてもたらすように,フロイトのテクストと思考を,誰の手にも届くものにすることである。私たちの存在の核心に反響させることで,フロイトを読むことは自己探究のための出発点になることができる。その観点からすると,フロイトは,自己分析の過程で無意識を見出して以来自分が採った道程を進むようにと,私たちに勧めている。生涯を通して彼がしたのは,単に一つの発見ではなく,一つが他を導き出す,発見に次ぐ発見だった。それが,フロイトのテクストを年代順に読むことに,歴史的関心以上の意味がある理由である。それは,私たちが次第に内的な探究を進め,遂には私たち自身の道を見出すための案内として役立つことができる,探検の物語に関わっている。
目次
第1部 精神分析の発見―1895‐1910(『ヒステリー研究』1895d
『ヴィルヘルム・フリースへの手紙』1887‐1902
「心理学草案」1950c(1895) ほか)
第2部 成熟の時代―1911‐1920(「自伝的に叙述されたパラノイア(妄想性痴呆)の一症例に関する精神分析的考察」1911c
「精神分析の技法についての著作」1904‐1919
『トーテムとタブー』1912‐1913a ほか)
第3部 新たな展望―1920‐1939(『快原理の彼岸』1920g
『集団心理学と自我分析』1921c
『自我とエス』1923b ほか)
商品詳細
- 出版社名
- 岩崎学術出版社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:LIRE FREUD
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