脳病院をめぐる人びと 帝都・東京の精神病理を探索する

近藤祐/著

発売日:2013年10月

  • 脳病院をめぐる人びと 帝都・東京の精神病理を探索する
  • 脳病院をめぐる人びと 帝都・東京の精神病理を探索する
ISBN
978-4-7791-1919-4
著者情報
近藤 祐(コンドウ ユウ)
1958年東京都生まれ。一級建築士、文筆家。慶應義塾大学経済学部卒業。アパレル企業の企画部を経て建築設計事務所に。その後独立して設計デザイン事務所を主宰

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商品説明

芥川龍之介が神経衰弱の末に自殺した昭和二年以降、文学史にさまざまな狂気が連鎖する。辻潤は天狗となって二階窓からの飛翔を試み、太宰治はパビナール中毒で強制入院させられる。愛児を失った中原中也は忘我状態となり、高村智恵子は精神分裂病で生涯を終えた。わずか十年余りに連鎖するこれらの狂気には、何か共通因子があるのか。また彼らはどのような治療を施されたのか。明治・大正・昭和と帝都東京における脳病院の成立と変転を辿り、都市と人間、社会と個人の軋轢の精神史を探索する。

目次

第1部(初期癲狂院
正系としての帝国大学医科大学・呉秀三・府立巣鴨病院
脳病院の登場
郊外へ)
第2部(芥川龍之介の小さな世界
辻潤または飛翔するニヒリスト
家族はどうしたのか―高村光太郎と長沼智恵子
ここは、かの、どんぞこの―太宰治の分岐点
中原中也 暴走する精密装置)

商品詳細

出版社名
彩流社
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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