田中正造 未来を紡ぐ思想人
発売日:2013年7月
- ISBN
- 978-4-00-600297-8
- 著者情報
- 小松 裕(コマツ ヒロシ)
1954年山形県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。現在、熊本大学文学部教授。日本近代思想史。田中正造と足尾銅山鉱毒事件の研究に三〇年以上取り組み、正造の思想を軸に日本近代思想の可能性を追求している
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商品説明
田中正造の没後百年にあたる今、正造の思想の先駆性と生命力に新たな関心が集まっている。とりわけ「真の文明ハ山を荒さず、川を荒さず、村を破らず、人を殺さゞるべし」という言葉に象徴されるその文明観の射程に、三・一一を経て関心が寄せられている。近代日本に根底的な問いをぶつけ格闘し続けた生涯から、私たちは何を学ぶべきか。本書は、正造研究の第一人者が稀有な思想家の全体像を描き、とりわけ正造の思想史的な意義を丁寧に読み解く。
目次
序章 田中正造の人間像―ユーモアの精神を中心に
第1章 田中正造の生の軌跡と足尾銅山鉱毒事件
第2章 「人権尚山河の如し」―人権の思想
第3章 「どこまでもじぶんでやるせいしん」―自立の思想
第4章 自治は「女子の操の如し」―自治の思想
第5章 「真理を中心とする憲法なり」―憲法の思想
第6章 「人民を救ふ学文を見ず」―「谷中学」の思想
第7章 「治水ハ造るものニあらず」―水と自然の思想
第8章 「弱のまゝ」で「弱きを救ふ」―宗教と解放の思想
終章 二一世紀に輝く田中正造
商品詳細
- シリーズ名
- 岩波現代文庫 学術 297
- 出版社名
- 岩波書店
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
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