死を超えるもの 3・11以後の哲学の可能性
発売日:2013年6月
- ISBN
- 978-4-13-010124-0
- 著者情報
- 森 一郎(モリ イチロウ)
1962年埼玉県に生まれる。1986年東京大学文学部哲学専修課程卒業。1990年東京大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士課程中途退学。現在、東京女子大学現代教養学部人文学科(哲学専攻)教授。著書に『死と誕生―ハイデガー・九鬼周造・アーレント』(東京大学出版会、2008年、第21回和辻哲郎文化賞(学術部門)受賞)など
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商品説明
東日本大震災とりわけ原発事故の戦慄を前にして、われわれは何を考え、どのように語るのか。書物や建物といった、個人の生死を超えて存続する物から、世代をつなぎつつ築かれていく世界への気遣い―「世界への愛」―を学んだ著者が、ハイデガーとアーレントのひらいた自然と技術への問いを受けとめ、原子力テクノロジーの問題を存在論的側面からあぶり出す。現代日本の状況に示される反時代的考察。
目次
二通りの別離の経験から、もう一つの出来事へ
第1部 いのちから世界へ(死を超えるもの―「メタ死生学」試論
読むこと、書くこと、考えること―「メメント・モリ」からの出発
建てること、住むこと、考えること―Q体への愛
自然の力、人間の力―『アンティゴネー』の「人間讃歌」をめぐって)
第2部 原子力をめぐる思考の可能性(世界を愛するということ―自然と世界の区別から
ハイデガーと原子力の問題1―物と総かり立て体制
ハイデガーと原子力の問題2―もしくは、いかにして原子力で哲学するか
アーレントと原子力の問題1―大地からの疎外、または宇宙人の地球侵略
アーレントと原子力の問題2―戦争論への寄与
火について―プルトニウムをめぐる形而上学的随想
物たちのもとで、人びととともに―自然と世界の絡み合いへ)
商品詳細
- 出版社名
- 東京大学出版会
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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