バチカン近現代史 ローマ教皇たちの「近代」との格闘
発売日:2013年6月
- ページ数
- 264p
- ISBN
- 978-4-12-102221-9
- 著者情報
- 松本 佐保(マツモト サホ)
1965年神戸市生まれ。88年聖心女子大学文学部歴史社会学科卒業。90年慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了。97年英国ウォーリック大学社会史研究所博士課程修了。Ph.D.取得。その間イタリア政府給費留学生としてローマのリソルジメント研究所に研究員として滞在。現在、名古屋市立大学人文社会学部教授。専攻は国際関係史(イギリス、イタリア、バチカン政治・外交・文化史)
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商品説明
フランス革命以降、「政教分離」を推進する近代国家の登場で、ローマ教皇は領土や権威を失っていく。20世紀に入り、教皇はイタリア政治に介入し続け、ムッソリーニの思惑もあり、バチカン市国が成立する。その後バチカンは、「反宗教」の共産主義を常に敵視。ナチスに秋波を送り、戦後は米国に接近、「人権外交」を繰り広げ、それは「東欧革命」に繋がった。本書は、カトリック総本山バチカンの生き残りを賭けた200年を描く。
目次
序章 前近代のバチカン―起源から一七世紀まで
第1章 フランス革命の衝撃―超保守主義の台頭
第2章 ピウス9世の近代化政策と“豹変”―イタリア王国統一への抵抗
第3章 イタリア政治への介入―第一次世界大戦下の多角外交
第4章 ムッソリーニ、ヒトラーへの傾斜―バチカン市国成立と第二次世界大戦
第5章 ピウス12世の反共産主義―冷戦下、米国への接近
第6章 第二バチカン公会議―他宗教との和解と対共産主義・無神論
第7章 独自の対共産圏外交の追求―パウロ6世の意図
第8章 ポーランド人教皇の挑戦―ベルリンの壁崩壊までの道程
第9章 グローバル時代の教皇―宗教・民族紛争への介入
終章 バチカンと国際政治
商品詳細
- シリーズ名
- 中公新書 2221
- 出版社名
- 中央公論新社
- サイズ
- 18cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
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