バンヤンの木 ぼくと父さんの嘘
発売日:2013年4月
- ISBN
- 978-4-86389-210-1
- 著者情報
- マスター,アーファン(マスター,アーファン)(Master,Irfan)
1977年、英国のレスター生まれ。小説家。デビュー作である『バンヤンの木―ぼくと父さんの嘘』は2011年ウォーターストーン児童図書賞の最終候補作となった。母はパキスタン人、父はインド人。司書として勤務した後、現在は作家活動のかたわら、学校および図書館で講演や創作のワークショップを行っている
杉田 七重(スギタ ナナエ)
1963年東京都生まれ。東京学芸大学卒業
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商品説明
<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
1947年のインドで実際におこったインドとパキスタンの分離という、大動乱の時代にを背景にしてあります。その背景を知らずに読むと内容を理解しにくいので、作者のあとがきを先に読むといいと思います。主人公は13歳の少年ビラル。母親は5年前に亡くなり、父親も余命わずかで家で寝ています。ビラルは、父親の世話をしながら学校に通っています。ビラルには3人の親友がいます。同じ宗教の子も違う子もいます。インドとパキスタンに分離するために、今まで仲の良かった人たちが対立するようになり、町では暴動が起き以前のような平和な町ではなくなっています。ビラルはその状況を父親には知られたくないと考え、3人の友だちに協力してもらってだれも家に入れないと決心します。父親が新聞が読みたいといえば、自分で新聞を作ってしまいます。宗教上、嘘をつくことは許されません。ビラルは父親が最期の時を迎えるときまで、悩み苦しみます。現在でもインドとパキスタンの紛争は続いています。大きな歴史の変動のなかで、この親子や周りの人々がどう暮らしていたのか知ることの出来る本です。平和について考えさせられました。この本の中で心に残った言葉があります。ビラルの父はたくさんの本を持っていて、元気な頃は町の人々に話を聞かせていました。「物語というのは、語り終わってあとも、聞き手の胸の内に長いこととどまっていないといけない。物語の世界が聞き手の目の前に広がらないとな」「本を通じて、人は千もの異なる人生を生きて、百万もの冒険をすることができる」これは、ストーリーテリングの講座などで言われる事と同じで嬉しくなりました。(おるがんさん 40代・愛知県 )
商品詳細
- 出版社名
- 静山社
- 対象年齢
- 中学生
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:A BEAUTIFUL LIE
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