実験室からの眺め
発売日:2013年4月
- ISBN
- 978-4-309-27402-7
- 著者情報
- 森山 大道(モリヤマ ダイドウ)
1938年生まれ。写真家
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商品説明
長い旅路の果てに世界初の写真が撮影された聖地サン・ルゥを訪れ、実験室からの眺めを再び写し撮る……。森山大道、写真の始原への旅。
一八二七年七月、ニセフォール・ニエプスによって発明され、撮影された、世界で初めての写真「ル・グラの窓からの眺め」。ニエプスの実験室が今も建つ聖地“サン・ルゥ”を訪れた森山大道が、一八六年前に撮影された夏の日の「ル・グラの窓からの眺め」を、写真という歴史が刻まれた瞬間の光と影の粒子を、再び写し撮るまで―。
◆森山大道、“写真の始原"への旅。
ぼくは、長年の宿題、窓辺から望む中庭の景色を、実にさりげなく写し了えた。
計り知れない感動とともに----。【本文より】
1827年7月、ニセフォール・ニエプスによって発明され、撮影された、世界で初めての写真《ル・グラの窓からの眺め》。
ニエプスの実験室が今も建つ聖地“サン・ルゥ"を訪れた森山大道が、186年前に撮影された夏の日の「ル・グラの窓からの眺め」を、
写真という歴史が刻まれた瞬間の光と影の粒子を、再び写し撮るまで----。
「人間の視線のありのままを、目と心の記憶にとどめるだけではなく、
他の方法によってとどめ置くことはできないだろうか?」
というニエプスの問いかけから、現在ある写真は始まっている。
愛する家族を、恋する人を、親しい友人たちを。
そしてこの現し世のあれこれと、いま目に映る風景を。
それらへのもだしがたい想いから、写真への道が拓かれてきたのである。
ぼくの一等シンプルな写真論は、「写真とは想い出である」のひと言である。
ぼくは今、あのサン・ルゥの館で、ニエプスと同じ窓辺に同伴したことで、
カメラマンとしての自らの在りようの片隅に、それとなく、ひとつの証をもてたような気がしている。
それはやはり、聖地サン・ルゥ・ド・ヴァレンヌの、降りそそぐ初夏の只中に、
カメラと共に身を置いてきたからにほかならない。【本文より】
商品詳細
- 出版社名
- 河出書房新社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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