おじいさんとヤマガラ 3月11日のあとで

鈴木まもる/作・絵

発売日:2013年3月

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ISBN
978-4-09-726507-8
著者情報
鈴木 まもる(スズキ マモル)
1952年、東京生まれ。東京芸術大学中退。画家。鳥の巣研究家。1995年「黒ねこサンゴロウ」シリーズ(偕成社、竹下文子・文)で赤い鳥さし絵賞を受賞。2006年『ぼくの鳥の巣絵日記』(偕成社)で講談社出版文化賞絵本賞を受賞

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商品説明

おじいさんは、むしやとりやどうぶつがだいすきです。ふゆになると、いえのまわりに6このすばこをとりつけます。まいとし、ヤマガラがやってきてヒナがそだつのがたのしみなのです。このふゆもおなじようにすばこをつけました。あのじこのあと、おじいさんはしんぱいでしんぱいでしかたありません。
小さな生き物の命について考える絵本

3.11以降、福島の森では異変が続いています。本書は、原発事故が起きてから、森で鳥がすくなくなったという事実をもとに、構成しています。
おじいさんは鳥が大好きでした。毎年冬になると、おじいさんは巣箱を6個作って家の周りにつけます。春になると、ヤマガラが、巣箱にはいりヒナを育てるのです。おじいさんは、ヒナが育つのを楽しみにしていました。2011年、事故があった年、いつもと同じように、巣箱を取り付けました。でも、おじいさんは、心配で心配で仕方ありませんでした。今年もヤマガラはやってくるだろうか? ヒナは巣立つことができるだろうか? おじいさんの心配は、みんなの心配です。
人間だけではない、地球上にくらす小さな生き物たちに目を向けてほしいという作者の願いが込められています。

【編集担当からのおすすめ情報】
あの日の忘れられない出来事のあと、福島の森で起きていることを、小さな子どもにもわかるような、心やさしい絵本にしました。鳥好きで知られる鈴木まもるさんならでは、目線で描いています。ぜひ多くの方に読んでいただき、心にとめていただきたいテーマです。

<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
人間のせいで造った原子力発電所から漏れ出た放射能を、人間は危険だと知っているから、近くの植物や生き物を食べないようにしているのに、「なにもしらない」鳥たちは「いつものとおりむしをとってきてヒナにあげていますなんども なんども なんども・・・」「食べるな」と教えてあげることもできず、かといって「これを食べなさい」と遠くの虫や植物を代わりに食べさすこともできないんですよね。人間のことばかりに注目されていて何の罪もない生き物たちが一番被害を受けているということをあまり意識していませんでした。人間の勝手な行為で他の生き物に迷惑がかからないよう気をつけたいと思いますが、大きなことはできないのでまずは身近なゴミを出さない、電力など無駄なものを極力控えるなどできることから気をつけていきたいです。(まことあつさん 30代・東京都 男の子8歳、男の子5歳)

商品詳細

出版社名
小学館
対象年齢
小学12年生
フォーマット
単行本

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