異常値の出るメカニズム LABORATORY MEDICINE「第6版」
河合忠/編集 屋形稔/編集 伊藤喜久/編集 山田俊幸/編集 河合忠/〔ほか〕執筆
発売日:2013年2月
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商品説明
日常診療で広く使われる検査項目を重点的に取り上げ、患者に負担の少ない臨床検査を重視、その検査結果を最大限に診療に生かす方策に到達するための知識と考え方を提供する。網羅的で辞典的な本とは一線を画し、medicineを学ぶ医学生や研修医、生涯学習を続ける医療関係職が、デジタル情報に振り回されることなく、専門教育の初期段階から“得られたさまざまな医療情報から実像を捉え、その背景を考える能力”を養う。
第6版 序
本書第1版を1985年に出版してから28年が経過し,その間版を重ねて今回第6版を発行することになった.幸い,本書は「異常メカ」の愛称で医学生諸君の間で愛用されてきたばかりでなく,臨床検査技師,看護師,保健師,薬剤師,管理栄養士など幅広い方々に親しまれ,貴重なご意見とご叱正を頂いてきた.このような長期にわたり発行を続けてこられたのは,ひとえに読者の温かいご支持の賜物であり,心からお礼申し上げたい.
初版の編者,執筆者は定年退職後すでに十数年を経過し,教育現場の第一線から引退し,医学教育環境も大きく変革していることから,第4版からは伊藤喜久,第6版からは山田俊幸が加わり,本書の構成や内容をより時代にマッチするよう努めた.手頃な重さで使いやすさを考慮し,本書の総量をできるだけ現状に維持するため,従来の内容の重複を整理し,しかも重要な内容を最新に改めるよう努めた.もちろん,初版から一貫して,日常診療の場で広く使われている検査項目を重点的に取り上げ,患者に負担の少ない臨床検査を重視し,その検査結果を最大限に診療に生かす方策に到達するための知識と考え方を提供することをモットーとしてきたが,今回もその基本方針は変わっていない.したがって,網羅的で辞典的な内容を踏襲する類書とは大きく異なっている.
近年の電子媒体による通信技術の進歩は目覚ましく,医学教育や医療現場においても,とかくデジタル化に突き進む傾向は否定できない.それはそれなりに医学・医療の近代化に大きく貢献しているが,medicine―日本語では“医学”と訳されているが,-ologyとは書かれていない―はあくまでもscienceとartの適切な融合で成り立っており,アナログ的かつ哲学的要素が現代でも大きな部分を占めている.とくにmedicineを学ぶ医学生や研修医ならびに生涯学習を続ける医療関係職にとっては,将来ともartの部分の修練を決して疎かにしてはならない.デジタル情報に振り回されることなく,専門教育の初期段階から“得られたさまざまな医療情報から実態を捉え,その背景を考える能力”を養うことが必要と考える.そうした読者の活動に本書がいささかでも役立つならば幸いである.
従来にも増して,多くの読者のご愛読とご叱正を頂きたい.
2013年1月
編者
商品詳細
- 出版社名
- 医学書院
- フォーマット
- 単行本
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