戦後米国の沖縄文化戦略 琉球大学とミシガン・ミッション
発売日:2012年12月
- ISBN
- 978-4-00-025874-6
- 著者情報
- 小川 忠(オガワ タダシ)
1959年神戸生まれ。1982年早稲田大学教育学部卒業、2012年同大学大学院アジア太平洋研究科博士後期課程修了、学術博士。1982年国際交流基金入社、2011年より同基金東南アジア総局長兼ジャカルタ日本文化センター所長。『ヒンドゥー・ナショナリズムの台頭―軋むインド』(NTT出版、アジア・太平洋賞特別賞)ほか
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商品説明
戦後アジアで冷戦を戦った米国は、1950年、近代沖縄初の高等教育機関となる琉球大学を創設し、同大学は本土復帰の72年に国立大学に移管された。米軍の委嘱により琉球大学に深く関与したミシガン州立大学の「ミシガン・ミッション」関連史料をはじめとする、沖縄を含む日米双方の公刊・未刊の膨大な資料・文献を駆使して、実証的に分析する。日本敗戦の1945年から72年まで27年間続いた米国軍政のなかに琉球大学の沿革を置いてみると、琉大は確かに沖縄の文化発展や人材育成に多大な貢献をなした。そのいっぽうで二度にわたる「琉大事件」や基地闘争・本土復帰運動・ベトナム反戦運動など反米抵抗運動の拠点にもなり、本土への「同化」を拒否する新世代知識人を生みだした。米国軍政の意図せざる結果としてもたらされた「沖縄アイデンティティーの変容」を考える。
ミシガン州立大学の指導によって設立された琉球大学は、米軍のいかなる政策的意図を負っていたのか。
目次
はじめに 米国の対沖縄文化戦略としての琉球大学
第1章 琉球大学前史―米国文化人類学と米国軍政
第2章 琉球大学の設立
第3章 反米闘争の拠点としての琉球大学
第4章 「日米新時代」の琉球大学―米国の政策転換
第5章 復帰後の国立琉球大学
おわりに 意図せざる結果
商品詳細
- 出版社名
- 岩波書店
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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