「あはれ」から「もののあはれ」へ

竹西寛子/著

発売日:2012年11月

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ISBN
978-4-00-022074-3
著者情報
竹西 寛子(タケニシ ヒロコ)
1929年広島県生まれ。小説家・文芸評論家。1952年早稲田大学第一文学部卒業後、河出書房、筑摩書房に勤務。1963年初めての小説「儀式」を発表、評論「往還の記―日本の古典に思う」の連載を始める。翌年この評論により田村俊子賞受賞。おもな著書に、評論『式子内親王・永福門院』(平林たい子文学賞)、小説集『鶴』(芸術選奨文部大臣賞新人賞)、小説『管絃祭』(女流文学賞)、小説集『兵隊宿』(表題作は川端康成文学賞)、評論『山川登美子』(毎日芸術賞)、評論『贈答のうた』(野間文芸賞)など。1994年作家評論家としての業績により日本芸術院賞を受賞、同年同院会員、2012年文化功労者に選ばれる。同年中國文化賞受賞

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商品説明

豊潤な日本語の伝統に生きることの有難さを、「百人一首」や「源氏物語」などの古典から照らしつつ、いまの言葉の致命的な欠けとそれがもたらす空疎を危惧する。言葉で生きる同時代の者たちへの共感に信を置きつつ、言葉を恃む覚悟をあらたにする評論・エッセイ集。

目次

1(記憶の継承
感じ分けるということ―古今集一一〇〇年・新古今集八〇〇年
「あはれ」から「もののあはれ」へ
藤原俊成・定家の和歌
世阿弥
不易流行)
2(「見る」に始まる
円地源氏の成立まで
小を積む
新聞の文章の時代
「聞く」から「知らせる」へ―聞書きの良書
放せない手綱
言葉の的
言葉を恃む
挨拶の喪失―『贈答のうた』刊行に
古典の日)
3(幻夢の馬―水上勉『醍醐の桜』
祖述の恩恵―小林秀雄『本居宣長』
明晰への意思―大野晋『日本語の年輪』
虚空の花―「辻邦生全集」
船で発つ―三島由紀夫・中村光夫・中島敦と横浜港
含羞と節度の彼方に―井伏鱒二と飯田龍太郎往復書簡その四十年
文化の水位―小松茂美『天皇の書』
「君とゆく道」―美智子皇后のお歌
文庫版のために―『詞華断章』)

商品詳細

出版社名
岩波書店
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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