知の失敗と社会 科学技術はなぜ社会にとって問題か

松本三和夫/著

発売日:2012年10月

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ISBN
978-4-00-028563-6
著者情報
松本 三和夫(マツモト ミワオ)
1953年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。社会学博士(東京大学)。東京大学教授、オックスフォード大学セントアントニーズカレッジ上席客員研究員、エジンバラ大学ゲノム政策研究所招聘研究員などを経る。現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は、科学社会学、災害社会学、技術の社会史

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商品説明

原発をはじめ科学技術にかかわる社会問題は、科学技術の問題である以上に、人間の内面や社会のしくみに深く関係している。身近な具体例を素材に、科学・技術・社会の境界面で発生する「構造災」を科学社会学の視点から一貫して捉える先駆的な力作。専門知が社会問題に転化する地平を浮き彫りにし、問題解決の糸口を探る。

目次

1章 天災と人災のあいだの失敗―事故はなぜなくならないか(科学技術は善か悪か
一九世紀の爆発事故―「知の失敗」とは何だろうか
二〇世紀の墜落事故―「知の失敗」を産出し続けるシステム
リスク論批判)
2章 科学技術政策のジレンマ(知の隙間をどうみるか
科学技術政策をつくっている言説
議論は巡る―科学技術決定論と社会決定論の循環
科学技術複合体と問題の全体像)
3章 科学技術複合体への期待と成果の落差の社会的意味(新エネルギー技術開発の登場―OPECとOTEC
日本のOTEC開発過程
不確実性と意思決定―エネルギー問題と地球環境問題の光と影
進べきか、留まるべきか―OTEC再登場の文脈)
4章 ためにする知をこえて―「知の失敗」の克服のために(学際研究の通念につきまとう幻想
閉じたエリート路線―あるSTS
閉じた大衆路線―もうひとつのSTS:専門家と非専門家の合作の条件)
5章 自己言及・自己組織型の提言(テクノクラシーから距離をとる
テクノ・マスデモクラシーから距離をとる
足下からの制度再設計への提言
じわり型問題への提言―原子力とGM作物)

商品詳細

シリーズ名
岩波人文書セレクション
出版社名
岩波書店
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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