夢の原子力

吉見俊哉/著

発売日:2012年8月

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ISBN
978-4-480-06676-3
著者情報
吉見 俊哉(ヨシミ シュンヤ)
1957年東京都生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京大学大学院情報学環教授。専攻は、社会学・文化研究

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商品説明

二〇一一年三月一一日の原発事故の拡大で、私たちの「豊かな戦後」の終焉は決定的となった。この事件は、私たちが求めてきた経済成長の帰結として生じた事件である。戦後日本において、原子力はいつしか被爆の「恐怖」から成長の「希望」の対象へと変容し、夢と平和の象徴として受け入れられていく。大衆の日常と社会意識は、いかにしてこの明るい未来のスペクタクルを欲望し、受容したのだろうか?戦後日本の核受容を、「原子力的な陽光」の冷戦期から「放射能の雨」のポスト冷戦期への変遷の中にさぐる。

目次

序章 放射能の雨アメリカの傘
第1章 電力という夢―革命と資本のあいだ(革命としての電気
電力を飼いならす
総力戦と発電国家)
第2章 原爆から原子力博へ(人類永遠の平和と繁栄へ
列島をめぐる原子力博
ヒロシマと原子力博
冷戦体制と「原子力の夢」)
第3章 ゴジラの戦後アトムの未来(原水爆と大衆的想像力
記憶としてのゴジラ
ゴジラの変貌とアトムの予言)
終章 原子力という冷戦の夢

商品詳細

シリーズ名
ちくま新書 971
出版社名
筑摩書房
対象年齢
一般
フォーマット
新書・選書

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