中学校英語の運用力をつける授業づくり&指導のツボ
発売日:2012年8月
- ISBN
- 978-4-18-048413-3
- 著者情報
- 影浦 攻(カゲウラ オサム)
鹿児島純心女子大学国際人間学部長・教授。宮崎大学名誉教授、元文部科学省教科調査官
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商品説明
授業時数の増加と指導内容の現状維持。これは中学校英語に、小学校の外国語活動も踏まえて、4技能を総合的に育成し、英語の運用力育成の達成を求めたものといえる。本書は、その課題にどう取り組むかを実践的に明示した指導の手引書。
はじめに
今回の学習指導要領の改訂は,基礎的・基本的な知識・技能の習得を重視した上で,論述など知識・技能を活用する学習活動を充実し,思考力・判断力・表現力等を育成することをねらったものである。そのために,外国語科においては,これまでの週3時間から4時間に時数を増やし,「聞くこと」「話すこと」「読むこと」「書くこと」の4技能を総合的に育成し,英語の運用力や発信力を重視した。
時数は増加したが,それに伴う言語材料の増加は,語数の増加を除いて実質的な増加はないと言える。語数は,300語増加しているが小学校における外国語活動の導入に伴って,小学校において280語程度は慣れ親しんでいることを考えれば,そんなに語数が増えたという感じはしないと思われる。したがって,時間をかけてこれまでの言語材料に十分に習熟させ,さらにその言語材料を総合的に実際に使って英語の運用力を高め,さらに発信力を高めるような授業を工夫することが求められる。時間を余分にかけて,同じ言語材料を単に水増ししていく工夫の無い授業では,授業改善にはつながらないし,ましてや運用力や発信力の向上にはつながらない。授業を改善する工夫をするためには,同じ内容を扱うにしても,これまで以上に活動を広げたり深めたり,また,4技能を総合的に活用しながら,従来の授業より相当の付加価値を加えた言語活動とその展開が求められる。
本書は,今回の改訂の際に外国語専門部会で様々な角度から議論してきた課題を基に,学習指導要領の内容面の変更点を具体例を通して解説し,総合的な授業のポイントと指導のツボを具体例を通して明確にすることによって,毎日の授業の改善のヒントを提示しようとするものである。
本書の執筆は,1章を影浦攻と川上典子,2章を川上典子,3章を鹿児島大学教育学部附属中学校教諭として勤務し,日夜研究に従事し,現在はそれぞれの所で活躍している有馬綾一,枝迫香菜,松尾明,児玉恭子の4人が共同で研究した材料や方法を提供し,それを児玉恭子が原稿に起こした。いずれの方々も日常の仕事の忙しさの中に短期間で原稿を仕上げてくださったことに心からお礼を申し上げる次第である。
平成24年4月1日 編者 /影浦 攻
目次
1章 中学校英語の新実践課題とは
2章 外国語活動を踏まえた運用力をつける授業づくり
3章 運用力をつける総合的言語活動の授業づくりと指導のツボ
商品詳細
- 出版社名
- 明治図書出版
- 対象年齢
- 教員
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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