真夜中の動物園

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ISBN
978-4-07-277807-4
著者情報
ハートネット,ソーニャ(ハートネット,ソーニャ)(Hartnett,Sonya)
1968年、オーストラリア・メルボルン生まれ。多数の児童書を執筆、そのほとんどが高い評価を得て、数多くの賞を受賞している。2002年に『木曜日に生まれた子ども』でガーディアン賞を、2008年にはすぐれた児童書作家に贈られるアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞。2011年『真夜中の動物園』でオーストラリア児童図書賞受賞

野沢 佳織(ノザワ カオリ)
東京生まれ。上智大学英文学科卒業。翻訳家

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商品説明

<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
作者はオーストラリアの作家さんでした。でも、このお話は第2次世界大戦中のチェコスロバキアが舞台ではないかと、邦訳者の野沢佳織さんが書いています。主人公の少年アンドレイ(兄)とトマス(弟)は“ロマ”という民族だと、作中に何度も書かれていました。「ロマでは…」「ロマの人々は……」という綴りが、アンドレイの回想の中に度々出てきました。“ロマ”を検索すると、北インド系の移動民族で、俗にいうジプシーたちを指すそうです。ヨーロッパでは民族的にユダヤ人と並んで迫害を受けることが多かったようです。さて、そんな少数民族の出のアンドレイたちは、突然やってきた兵士たちに集落を荒らされ、知人や親せきを殺され、残っていた人たちは捕虜として連れて行かれてしまいます。アンドレイと、トマスと、まだ乳飲み子だった妹のウィルマだけはかあさんの機転で、捕虜の集団から逃げ出し、ある廃墟となった小さな動物園にたどり着いたところから物語は始まります。動物園に残されていた動物たちの回想シーンと、アンドレイたちの回想シーンとが「現在」と交差しながら進んでいく手法は、なかなか面白かったです。カバーの挿画は河村玲さん。物語への思い入れが感じられるカバー画でした。全部で224ページ。1つ1つのセンテンスも短く簡潔にまとめられているので、時代背景が分からなくて読みやすい内容だと思います。この本を読むきっかけになったのは、見返し部分に書かれた本文抜粋のアンドレイたちのお母さんの台詞でした。「走りなさい!子どもたち」それが、母さんの最後の言葉だった。こんなの読んでしまうと、いったいどんな物語なんだと、気になりませんか?続きはぜひ読んでみてください。小学校高学年くらいから中高生くらいのお子さんたちにお薦めします。ただ、思っていたより、ファンタジー要素が大きかったのはちょっとびっくりでした。(てんぐざるさん 40代・埼玉県 女の子19歳、女の子15歳)

商品詳細

出版社名
主婦の友社
対象年齢
小学56年生 中学生
フォーマット
単行本
原題
原タイトル:THE MIDNIGHT ZOO

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