震災後の自然とどうつきあうか

鷲谷いづみ/著

発売日:2012年5月

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  • 震災後の自然とどうつきあうか
ISBN
978-4-00-028526-1
著者情報
鷲谷 いづみ(ワシタニ イズミ)
1950年東京生まれ。東京大学大学院農学生命科学研究科教授。日本学術会議会員(第20‐22期)。専門は生態学・保全生態学。現在は、生物多様性保全に関する幅広い研究をおこなっている

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商品説明

東日本大震災は、土木技術の粋を集めた大きく堅固な構造物による対策が、必ずしも地域の安全を保障するとは限らないことを明らかにした。安全を確保するための別の方法が強く求められている。本書では、土地利用の面では「グリーンインフラストラクチャー」を基本とすることを主張する。生物多様性の保全にも寄与する自然性の高い「空間」―たとえば広大な干潟、砂浜‐砂丘‐後背湿地システム、河川の氾濫原など―を、社会を自然災害から守る「緩衝地帯」として保全する方策である。地震・津波、風水害から生命と財産を守るための「自然に逆らわない」政策や、日本の国土の特性を生かしたエネルギーとしてのバイオマス活用を提案する。

目次

第1章 地震・津波は生態系に何をもたらすか―生態系にとっての大規模撹乱と人間にとっての災害(大津波がもたらした影響と回復
自然災害と大規模撹乱 ほか)
第2章 生態系回復への影響―人間活動の負の遺産(人間活動の負の遺産としての分断孤立化
孤立した生息場所からの絶滅 ほか)
第3章 防災・減災のための戦略と土地利用―日本型さとやまグリーンインフラストラクチャーのすすめ(堤防の高さに集中した議論
防災・減災に生物多様性・生態系の視点 ほか)
第4章 バイオマスを次代のエネルギーに―持続的な生態系サービス供給システム(持続可能性とすみやかな原発からの脱却
多様なエネルギーの選択肢とバイオマス ほか)

商品詳細

シリーズ名
叢書震災と社会
出版社名
岩波書店
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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