多国間通商協定GATTの誕生プロセス 戦後世界貿易システム成立史研究
発売日:2012年4月
- ページ数
- 334p
- ISBN
- 978-4-623-06309-3
- 著者情報
- 山本 和人(ヤマモト カズト)
1955年1月生まれ。1983年3月同志社大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得退学。1983年4月福岡大学商学部講師。1990年8月〜91年8月英国ロンドン大学付属英連邦研究所アカデミック・ビジター。1991年9月福岡大学商学部教授。2001年8月〜02年8月英国ロンドン大学付属英連邦研究所ビジティング・フェロー。2003年3月福岡大学大学院商学研究科博士後期課程担当教授。博士(経済学)(2000年、東北大学)
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商品説明
本書は、戦後の世界経済システム(IMF・GATT体制)研究において、これまで、IMFに比して研究蓄積が不十分であったGATTを対象に、その協定発足に至る実態を詳細に検証する。新たな世界貿易システムの構築、円滑な貿易、完全雇用達成、経済開発という各国の思惑を実現するため、米英を中心とする主要関係国がどのような対立と調整を経て、多国間通商協定GATTに帰結するのか、協定交渉の草稿を踏査し、その成立の実態に迫る。
目次
はしがき
第1章 米英戦時貿易交渉─戦後貿易システムの原点
1 大西洋憲章と相互援助協定に関する理解─貿易自由化と完全雇用の実現
2 戦後貿易システムの模索
─ミード構想,ワシントン会議(1943年9?10月)の意義
3 多国間システム構築の本格化─アメリカへの主導権の移行
第2章 1945年米英金融・通商協定─戦後貿易システム構築を巡る米英の確約
1 戦時貿易討論から戦後貿易交渉へ
2 ワシントンにおける米英貿易交渉(1945年9?12月)
第3章 米英金融・通商協定から第1回貿易雇用準備会議(ロンドン会議)前夜まで
1 米英金融・通商協定とアメリカによる関税引下げ交渉の提案
2 アメリカ貿易プログラムに対するイギリスの対応
第4章 第1回貿易雇用準備会議(ロンドン会議)の考察とITO憲章草案の作成
─セカンド・トラックに関する協議
1 ITO憲章アメリカ草案の提出
2 ITO憲章アメリカ草案の修正とその意義
第5章 第1回貿易雇用準備会議(ロンドン会議)とGATT草案の作成
─ファースト・トラックに関する協議
1 GATT原案(レディ案)の提出とその検討
─ファースト・トラックに関する協議
2 起草委員会によるGATT草案の完成─ニューヨーク会議の帰結
第6章 第2回貿易雇用準備会議(ジュネーブ会議)への途
─分析視角と米英の動向
1 ジュネーブ会議分析の視角
2 ジュネーブ会議に向けて
第7章 ジュネーブ関税引下げ交渉
その他
商品詳細
- シリーズ名
- MINERVA現代経済学叢書 110
- 出版社名
- ミネルヴァ書房
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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